煩わしい日本語 その2
「中毒」
最近話題となっている 「ギョーザ中毒事件」
マスコミではそう書かれているけど、正式には「ギョーザに混入した有機リン系殺虫剤(メタミドホス)の付着よる食中毒事件」でしょ~う 長すぎるので省略する日本語の見本だね~~ 
事件のことはさておいて、中毒と言う言葉について・・・
中毒の種類は、食中毒・ガス中毒・アルコール中毒・砒素中毒・ニコチン中毒・フグ中毒・麻薬中毒・一酸化及び二酸化炭素中毒・ネット中毒・キノコ中毒・仕事中毒・鉛中毒等々がある。
国語辞典の解説によれば、中毒とは
(1) 物質の毒性により機能障害を起こすこと。
(2) 周囲の状況などになれて、感覚などが麻痺(まひ)してしまうこと。
日本語の場合は、中毒に3つの意味合いが在る
① 物質の毒性により機能障害を起こす (食中毒・ガス中毒・砒素中毒・鉛中毒・フグ中毒・・一酸化及び二酸化炭素中毒・・)
② 精神作用物質の中毒作用から,依存症全般の俗称 (アルコール中毒・ニコチン中毒・麻薬中毒・・)
③ 精神疾患としての依存症とは言えないまでも、趣味等に対して異様な執着を見せるマニア・フリークの揶揄や誇張表現として用いられる (ネット中毒・仕事中毒・・)
※ 例えば、カレーが大好きで毎日食べている人の事を、カレー中毒と言うこともある!!
上記の分類を把握しておかないと、 単に※※中毒とかかれたとき迷ってしまう
例えば、ガス中毒を②で解釈すると・・・ そんな人いないやろう~~ 
私が該当するものは ②の、ニコチン中毒・カフェイン中毒 ③の、ネット中毒・パチンコ中毒など・・・
現在、仕事嫌嫌中毒(こんなのあり?)に侵されています。
以前は、カレー中毒・餃子中毒も患っていました~~
状況が違っていても、一つの言葉で表す日本語は煩わしいね~~
【おまけ】
菖蒲・蜻蛉・降ります・・等々
漢字は同じなのに、読みと意味が違う言葉があります
興味のある方は、調べてみて下さいね~
こんな日本語も本当に煩わしい~~~~~~