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しょぎやうむじやうのせかい [复制链接]

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离线suzumenoko

只看该作者 30楼 发表于: 2011-06-11
蛍狩りというものをしたことがありません。
蛍は私にとってイメージだけの夏の風物なのです。
街灯も何もない静かな田舎の小川のほとりで乱舞する蛍をぜひ一度見てみたいものです。
幻想的で美しい光景でしょうね。


ただ一度だけ、なぜか北京で、しかも寮の自室で一匹の蛍を見たことがあります。
それが本当に蛍だったのかどうかはわかりませんが、とにかく青白く発光する小さな昆虫でした。
部屋の中をふわふわと舞っていました。

不思議な体験でした。




离线诸行无常

只看该作者 31楼 发表于: 2011-08-01
夕涼みを兼ねた、花火

   あわれかな 命燃えつく ひとしずく

線香花火と言えば、小さいながらも精一杯輝き、静かに終焉を迎える。
華やかさの中に切なさ、儚さの余韻を伝えてくれる情緒ある花火です

花火と言えば、夏の風物詩だったのですが  近年、年末のカウントダウンでも、華やかに打ち上げられ季節感が薄れてまいりました。

花火に限らず、宴(うたげ)の後に一抹の寂しさを感じることはありませんか?

華やかさの後の寂しさを歌った曲を一つ

祭りのあと   by吉田拓郎
祭りのあとの淋しさが 嫌でもやって来るのなら
祭りのあとの淋しさは たとえば 女で紛らわし
もう帰ろう もう帰ってしまおう 寝静まった街を抜けて

人を恨むも恥ずかしく 人を褒めるも恥ずかしく
何のために怨むのか 何の恨みで憎むのか
もう眠ろう もう眠ってしまおう 臥待月の出るまでは

日々を慰安が吹き荒れて 蹴って行ける場所がない
日々を慰安が吹き抜けて 死んでしまうには早すぎる
もう笑おう もう笑ってしまおう 昨日の夢は冗談だったんだと

祭りのあとの淋しさは 死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの淋しさは 死んだ男にくれてやろう
もう恨むまい もう恨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて

もう恨むまい もう恨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて 

http://www.youtube.com/watch?v=a2YC2U7nCpM

以前は、もっといい動画があったのですが・・・

因みにhttp://www.youtube.com/watch?v=fuKzdYO9QfE&feature=related
『祭りのあと』と『まにあうかもしれない』の複合曲です

   合掌  阿弥陀仏~~
离线suzumenoko

只看该作者 32楼 发表于: 2011-08-03
「私は花火の事を考へてゐたのです。我々の生(ヴイ)のやうな花火の事を。」 (芥川龍之介『舞踏会』より)


鹿鳴館で冬の花火を眺めながら、フランスの海軍将校が17歳の可憐な日本の令嬢に「教えるような調子で」言った言葉です。







离线诸行无常

只看该作者 33楼 发表于: 2011-09-20
   

    あわれなり 命短し 朝の露

二十四節気の白露も9月8日に迎えました。
俳句界でも「露」は秋の季語となっております!

「露」で思い出す漢詩
漢代の葬送の歌。王侯貴人の葬送に用いられたそうである
薤露歌
    漢・無名氏
薤上露,何易晞。 (薤上の露  何ぞ晞き易き)
露晞明朝更復落, (露は晞けども明朝更に復た落つ)
人死一去何時歸。 (人は一たび去らば何れの時にか帰らん)

解釈
にらの葉の上の露はどうして乾きやすいのだろうか
露は乾くが明日またそこに露は落ちる
しかし、人は死んでひとたび行ってしまうといったいいつの日か帰ってくるだろうか。
(人の死は露よりもはかないものだ)

命の儚さを自然界の事象と重ねた 心打つ挽歌でございます

    合掌  阿弥陀仏~~

只看该作者 34楼 发表于: 2011-09-23
ニラの葉の上の露・・・・・ 繊細な感受性ですね~~
漢詩はとても美しいけど 難解な言葉が多いので・・・・・・・ ずっと敬遠してます
こうして平易な解説ついてると  比較的気軽に読めました~  
もしもこのコーナーでは これからも漢詩を取り上げていただけるなら、  これをきっかけに苦手意識を克服して 漢詩の世界に踏み込んでみようかな・・・・・・(完全他力本願 
离线suzumenoko

只看该作者 35楼 发表于: 2011-09-27
白露が過ぎ、秋分の日も過ぎました。
冬ももう間近ですね。

「露」で思い出す和歌

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ (天智天皇)

(口語訳)
秋の田のほとりにつくった仮小屋に泊まって、刈り取った稲の番をしていると、小屋の屋根をふいたり、小屋の周りを囲んだりしている苫の目があらいので、その隙間から忍びこむ冷たい夜露に、私の着ている着物の袖は、しっとりとぬれていくことだなあ。

http://contest2.thinkquest.jp/tqj2003/60413/page1.htmlより引用。

离线诸行无常

只看该作者 36楼 发表于: 2011-12-08


しばらく、さぼっておりました・・・

あわれかな 風にふるえる 落葉樹

落葉樹の並木路では、切なさを感じ 
丘の上にある、一本の落葉樹には哀れさ、孤独感も感じる次第でございます。


江雪  柳宗元
   千山鳥飛絶  千山(せんざい)鳥飛ぶこと絶え
   万逕人蹤滅  萬徑(ばんけい) 人しょう 滅す(めっす)
   孤舟蓑笠翁  孤舟(こしゅう) 蓑笠(さりゅう)の翁 (おきな)
   独釣寒江雪  獨り(ひとり) 寒江(かんこう)の雪に釣る  

   山々に飛ぶ鳥は消え、
   全ての道に人の足跡が消えた。
      ひとりぼっちの船に乗る蓑と笠をつけた老人。
      雪がふる寒い川で、ただ一人釣りをやっている

漢詩(唐詩)に中で、切なさや孤独感をとても感じる詩でございます。

     合掌  阿弥陀仏~~

离线鳳凰蒼海

只看该作者 37楼 发表于: 2011-12-10
絵画的な詩ですね~
読んでるうちに、淡雅な水墨画のような風景が目に浮かんできます~ 
离线诸行无常

只看该作者 38楼 发表于: 2011-12-10
お久しぶりですね~  私もですけど・・・

この詩に合った、水墨画を探していたのですが、見つけきれませんでした。
どこの本だったか忘れましたが、いい絵があったんですよ。

また、探してみますので気長にお待ちくださいませ!

        合掌  阿弥陀仏~~
离线suzumenoko

只看该作者 39楼 发表于: 2011-12-10
すっかり寒くなりましたね。

寂寞とした冬の景色に釣りをする翁がひとり。

人生の終焉を表すようでもあり…。