论坛风格切换切换到宽版
  • 19030阅读
  • 107回复

しょぎやうむじやうのせかい [复制链接]

上一主题 下一主题
离线鳳凰蒼海

只看该作者 50楼 发表于: 2012-02-14
ハッピー~~ バレンタイン~~~っ!

江雪の絵 ありがとうございます~ 狙いは河豚でしたね~~~

「一寸の光陰 軽んずべからず」は ことわざとしてよく用いられてますが 
「未覺池塘春草夢 階前梧葉已秋聲」は はかなくも美しい句ですね~~~  
离线诸行无常

只看该作者 51楼 发表于: 2012-02-15
「光陰如箭 (光陰矢の如し)」
李益 (748‐827 中唐時代)が、「游子吟」に書いておられるそうです。
月日の過ぎるのは、矢が飛んで行くようにはやいというたとえ。
光は日、陰は月のことで、光陰は歳月、時間の意味。
月日はすぐに過ぎ去ってしまい戻ってはこないという意があり、日々を無為に送ってはならないという戒めを含む
「偶成」の一寸光陰不可輕と同義語として有名です

尚、「偶成」を書いた宋朱熹は(1130‐1200 宋時代)の人らしいです

さらに、もっと古くには 陶 淵明 (365‐427 東晋時代)が 「雑詩 其の一」 のなかで、歳月不待人(さいげつは ひとをまたず)と、書いておられます
これも、一寸光陰不可輕と同義語じゃないでしょうか?

    雑詩 其の一
 人生無根蔕(じんせい こんていなし)
 飄如陌上塵(ひょうとして はくじょうの ちりのごとし)
 分散逐風転(ぶんさんして かぜをおいて てんず)
 此已非常身(これすでに ひじょうのみ)
 落地為兄弟(ちにおちて けいていとなる)
 何必骨肉親(なんぞ かならずしも こつにくのしんのみならん)
 得歓当作楽(かんをえては まさにたのしみをなすべし)
 斗酒聚比隣(としゅ ひりんをあつむ)
 盛年不重来(せいねん かさねてきたらず)
 一日難再晨(いちじつ ふたたび あしたなりがたし)
 及時当勉励(ときにおよんで まさにべんれいすべし)
 歳月不待人(さいげつは ひとをまたず)

人の命には木の根や果実のへたのような拠り所がない。
あてもなく舞い上がる路上のほこりのようなものだ。
風であちこちに飛ばされて、もとの姿を保ち得ない。
この世に生まれたからには、すべての人が兄弟のようなもの。
血縁にこだわる必要はない。
嬉しい時には、心ゆくまで楽しみ、
酒をたっぷり用意して近所の人と一緒に飲もう。
若いときは二度とやってこないし、一日に二度の朝はない。
楽しめるときには、精一杯楽しもう。
時は人を待ってくれないのだから。


人生の無情さを含んだ、心にしみるお気に入り漢詩のひとつです

        合掌  阿弥陀仏~~
离线suzumenoko

只看该作者 52楼 发表于: 2012-02-19
寒江独釣図その①とその②、私のイメージ通りでもあります。
雪と川岸の老木が寂寞とした感じをよく表していると思いました。
いい画ですね。


少年老い易く学成り難し…私もてっきり教訓めいたものだと思っていました。
全文を読むと、だから若いうちにちゃんと勉強しなさい、という説教めいた前半も、後半の時の流れの速さを自然の移り変わりによって表現した部分があってこそ、身に迫ってくるような気がしました。


离线suzumenoko

只看该作者 53楼 发表于: 2012-02-19
すでに学成り得ないことが決定づけられた年齢の者にとっては陶淵明の詩の方が、耳に心地良いかも。

>楽しめるときには、精一杯楽しもう。
>時は人を待ってくれないのだから。

最近特に、そう思います。





只看该作者 54楼 发表于: 2012-03-18

「光陰矢の如し」も 「歳月は人を待たず」も 日常でよく使える諺ですが
出処は知りませんでした~  
勉強不足は自覚しております・・・・・・
おかげさまで ひとつ知識が増えました。

やはり 人々の琴線に響く言葉は 時代を超えて人口に膾炙されることになりますね 
离线诸行无常

只看该作者 55楼 发表于: 2012-03-18
梅から桃へ そうして、桜へと・・・
春爛漫に一歩・一歩と近づいております

うら寂し 静寂深い 桜園
花見客でにぎわい 夜中ひとけのなくなった桜に何とも言えぬ寂しさを感じる次第です
  以前も書きましたが、どんな宴でも終わった後にふと寂しさを感じることが多い気がします。


「春夜」   蘇軾
   春宵一刻値千金  春宵一刻 値千金(しゅんしょういっこく あたいせんきん)
  花有淸香月有陰  花に淸香有り月に陰有り (はなにせいこうあり つきにがげあり)
  歌管樓臺聲細細  歌管樓臺 聲細細(かかんろうだい こえさいさい)
  鞦韆院落夜沈沈  鞦韆院落 夜沈沈 (しゅうせんいんらく よるしんしん)

春の夜はほんのわずかな時間にも千金もの値打ちがある。
花には清らかな香りが漂い、月はおぼろに霞んでいる
歌を歌ったり、楽器を奏したり、にぎやかだった高殿も、今は静かになった。
ぶらんこのある中庭に 夜は静かにふけていく。

春と言えども、寂しき思いがございます。

      合掌  阿弥陀仏~~

  次回は 「春暁」
离线suzumenoko

只看该作者 56楼 发表于: 2012-03-18
確かに、様々な生命が芽吹き始める春は一見にぎやかなようで、流転を感じさせる寂しさも表裏一体であるのかもしれません。
そういえば、「城春にして草木深し」という詩文もありますね。


余談ですが。。。

静岡県賀茂郡河津町では、3月上旬に河津桜という桜の花が見頃となります。
ソメイヨシノよりもピンクの色が濃く、菜の花の時期と重なるので、ピンクと黄色の帯が川沿いに伸び、一足早い春の訪れを感じさせる風景を楽しむことができますよ。機会があったらぜひ。


<河津桜と菜の花>

桃もピンクが濃くてかわいい花ですよね。桃の見頃はこの辺りでは4月上旬でしょうか。今年はどの種類の花も例年に比べて開花が遅れているようです。




离线诸行无常

只看该作者 57楼 发表于: 2012-03-30
桜は昨年より4~5日遅い満開となりそうです。
老婆ならぬ、老爺心ではありますが

散り急ぐ 桜悲しき 春嵐
満開も迎えてないのに、もう散る情景を思い浮かべております。

昨年も同じようなことを書いてますけど
人生においても、周囲の影響で自分の意思が貫けないことも多々あります。


春暁   孟浩然
   春眠不覚暁      春眠(しゅんみん) 暁(あかつき)を覚えず
   処処聞啼鳥      処処(しょしょ) 啼鳥(ていちょう)を聞く
   夜来風雨声      夜来(やらい) 風雨の声
   花落知多少      花落つること知る多少ぞ

春の眠りは心地よく、夜が明けるのも気がつかぬほど。
あちらこちらから小鳥のさえずりが聞こえてくる。
ゆうべは雨風の音が激しかった。
花がどれほど散ったことだろう。


    春眠不覚暁  春を堪能しましょう~~~     合掌  阿弥陀仏~~
离线suzumenoko

只看该作者 58楼 发表于: 2012-04-02
そうですよ~。これから春まっさかり。春を堪能いたしましょう!



 春眠に 花の落ちるも 知らぬまま






  

只看该作者 59楼 发表于: 2012-04-07

春になると この詩が 頭の中でリピートします  
春眠暁を覚えず~~  私に ぴったりと当てはまる一句です~~ 
暖かくなるこの季節 体も 冬眠モードから 春眠モードへ突入しました~~