(潜水很久,初试牛刀)
サッカーのW杯ドイツ大会がいよいよ始まる。世界で延べ三百億人がテレビ観戦する見通しというから、大会は自国をアピールする絶好の機会でもある。効果的なのは、勝利と代表チームのユニホームだろう。
世界杯终于要拉开序幕。预计全世界将有三百多亿观众通过电视荧屏观战,借此宣传一下自己的国家也无疑是个绝佳的机会。但会留给人们深刻映向的大概将是胜利队和代表队的队服吧。
七日付の本紙に、出場三十二チームのユニホームが載っていた。見れば分かるが、多くの国のユニホームは、国旗を基調としている。日本と対戦するブラジルはカナリア色、クロアチアは赤と白、お隣韓国も太極旗の真ん中の赤を採用している。
7日刊登出来的出场的32队队服,一眼就可辩出很多国家的队服是以国旗为基调。比如和日本对战的巴西是明黄色,克罗地亚是红色和白色,邻国韩国是采用太极旗中间的红色。
国旗に由来しない国もある。アズーリ(青)の愛称で知られるイタリアが代表格だろう。オーストラリアも黄色で、国旗の赤や青には関係しない。わが日本も、日の丸を意識して赤だったこともあるが、ここ十数年は青に落ち着いている。
当然,也有不用国旗色的。大家熟知的、具有代表性的有爱称为“Azzurri(蓝色)”的意大利队,澳大利亚队服的黄色同国旗的红色和蓝色也毫无关系。日本同样与太阳旗的红色无关,而一直以来都是蓝色。
イタリアの場合は出自がはっきりしていて、一八六一年に国を統一したサヴォイア家の紋章の色だが、日本が青になった理由は分からない。けれど知的でクールな組織戦を得意とする日本に、サムライブルーはよく似合っている。
意大利队服的颜色,追其根源,来源于1861年统一意大利的萨伏伊(Savoia)家的盾徽。日本的蓝色起源虽不甚详,但擅长智力组织战的日本队倒是和武士蓝(SAMURAI BLUE )很相匹。
胸のエンブレムなら由来は分かっている。ボールを押さえた三本足のカラスは「八咫烏(やたがらす)」。神武天皇が熊野から大和に入るとき、険しい道を先導したとされるカラスで、一九三一年から日本サッカー協会で使われている。
提到胸章――脚踏足球的三足赤鸟(八尺鸟)的由来倒是了解的。此鸟是神武天皇从熊野进入大和时,为其崎岖险道作先导的,到了1931年,日本足球协会开始将其作为徽标。
世界ではその前年にウルグアイで第一回W杯が行われたが、日本代表には長く、そんな舞台は夢のまた夢だった。いつか彼らを世界へ導いて―そんな願いを込めて使い続けているのだろう。
在乌拉圭举行世界上第一次世界杯以来,对于日本代表来说,这个宽远的舞台就是个无尽的梦想。何时能走向世界?带着这个梦想的徽标也将继续使用下去吧。
日本代表の試合は十二日のオーストラリア戦から。道は険しそうだが、伝説のカラスが決勝トーナメントへ導いてくれると期待したい。
日本队将在12日迎来同澳大利亚队的比赛。道路坎坷,期待传说中的赤鸟能带我们进入决赛。