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2010年10月4日(月)付 [复制链接]

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离线萧夕雨
常笑的人运气不会太差O(∩_∩)O~
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2010-10-08
朝青龍と白鵬が東西の横綱を占めたのは16場所、その間、本割での対戦は11回にとどまる。やんちゃと優等生の対比が鮮烈なためか、青白(しょうはく)時代はもっと長かった印象だ。「青」絡みの騒動が絶えなかったこともある▼「白」の連勝が称賛される中、朝青龍がまげを落とした。〈自業自得〉と銘打った引退興行。希代のマルチタレントは「次の人生に夢をかける」と、土俵に別れのキスをした。相撲取りは天職というより、自己表現の一つだったのだろう▼東大でモンゴル語を教える木村理子(あやこ)さんは、青白をそれぞれ授業に招いている。白鵬は日本語で話し始めて先生を慌てさせたが、朝青龍はほぼ母国語で通したという。木村さんは二人の生き方の違いを見た▼近著『朝青龍 よく似た顔の異邦人』(朝日新聞出版)にある。「モンゴル人として祖国で祖国のために活躍したいと願う朝青龍と、ゆくゆくは日本に帰化して親方になるであろう白鵬。人生の目標は別の方向を向いている」▼白鵬は「すごいスポーツ選手でした」と、先輩を巧みに評する。正統あっての異端。7連覇の頃は暴れん坊が歴史を作るのかと心穏やかではなかったが、今は愛すべき人間味が懐かしい。世界を視野に、英語を磨きたいと語る姿は、白鵬とは別の意味で不世出に違いない▼長い取材者は「強いけど悪い、悪いけど憎みきれない……横綱としては許せなかったが、気がつけば人として魅力を感じていた」と好意的だ(横野レイコ『朝青龍との3000日戦争』文芸春秋)。30歳の再出発を見守りたい。