猫ばば
「猫ばばをする」とは、拾ったお金などを、そのまま知らん顔して自分の懐に入れることをいいますが、この「ばば」とは「糞」のことで、猫は糞をすると、必ず足で砂をかけてこれを隠してしまうことから生まれた言葉だといわれています。
しかし、猫が自分の糞を砂で隠すのは、本能からきている行動なのです。こんな意味で使われるなんて、猫にとっては、たいへん迷惑なことでしょう。
別説では、江戸時代に猫好きの老婆がいて、その婆さんは、人から借りたものをなかなか返そうとしなかったことから「猫ばば」という言葉が生まれたのだともいわれています。
猫溺
“猫溺”一词说的是有人拾到财物装出一副没事儿人的样子把它揣进自己的腰包。“巴巴”就是“粪”。猫在拉屎后,必定用爪子盖些沙土以为掩盖。因此才产生了这个词。
但是,猫用沙土掩盖自己的屎,是出自本能的一种行为。在这种意思上使用这个词,对于猫来说,似乎太不公平。
另外也有一种说法。江户时代,有一位爱养猫的老婆婆。这个老婆婆从人家那里借了东西就不想再还给人家。从而产生的「猫ばば」(猫婆婆)一词。
选自〈日本語が分かる本)