私は一番最初現場通訳の仕事をしました。その時は日本人の話に半分理解とは言えないけれども、よく想像力を発揮しました。
例えば、入社した日、機械とかなんとか中国語でもわからなくて、部長は「これを研磨機で8ミリを研磨してほしい」と言われて、私は部長の指差しに従って、「これをそこで8をやってほしい」というふうに訳しました。従業員は毎日そういう仕事をしているので、すぐ分ってくれました。ほっとしました。
でも、日本語が下手ですから、恥じをさらすこともありました。今に対してはもう過去のことでした。一生忘れられない経験でした。