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[天声人语]2011年10月1日(土)付 [复制链接]

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离线kanone
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2011-10-04
さだまさしさんの「追伸」は歌い出しから手紙調だ。〈撫子(なでしこ)の花が咲きました/芙蓉(ふよう)の花は枯れたけど……〉。女子サッカーの開花をふと思うが、〈あなたがとても無口になった秋に〉と続けば、野田首相の仏頂面が浮かんでくる▼立ち話のぶら下がり取材を拒み、報道陣の声かけには無言、記者会見も昨日がようやく3回目だ。「当初からスピード違反はできない。加速しても安全運転」とは、寡黙の釈明だろうか▼ただの挨拶(あいさつ)でさえ、「長く話すと支持率が落ちますので」と切り上げる首相をテレビで見た。笑えぬ本音らしい。臨時国会での用心深い受け答えには、説法で鳴らした面影は薄い▼野田氏を鍛えた辻立ちの、記念すべきデビューは25年前のきょうだった。半年後の千葉県議選を目ざして、JR津田沼駅前にひとり立つ29歳。通勤の人波に気圧(けお)されつつ、老人の孤独死に触れたら「朝から暗い話をするな」と怒られた▼演説の場は、駅前から国会へ、国連へと大きくなった。ところが、地位が口を重くする以上に、民主党内外の波風を恐れている。弁舌は安カマボコのように、板には付いているが味気ない。歌を忘れたカナリア哀れ。役人言葉をよどみなく吟ずる姿はつらい▼首相は、小沢元代表にお金の説明を促す風でもない。片や霞が関とは復縁し、増税論議はにぎやかに、脱原発の覚悟はすでに怪しい。手法や政策が大して変わらないなら、政権交代は茶番であろう。違うと言うなら野田さん、地声で歌いませんか。


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