日本語のむずかしいところは助詞にあると思います。助詞について(終助詞)
☆終助詞とは?☆ 主に文末について、話し手(書き手)の気持ちや態度などを表す。
☆か☆
(疑問・質問) どこです か。 (場所に対する質問を表す。)
(勧誘) ごはんを食べよう か。 (相手に対する勧誘を表す。)
(反語) これでよいの か。 (良くないという反語を表す。)
(感動) なんとよいこと か。 (よいことに対する感動を表す。)
☆の☆
(疑問・質問) そんなにいやな の。 (相手に対する質問を表す。)
(命令) 静かにする の。 (命令を表す。)
☆な☆
(禁止) おしゃべりする な。 (禁止を表す。)
(命令) 本をもってき な。 (命令を表す。)
☆とも☆
(強調) 分かっている とも。 (分かっているということの強調を表す。)
☆わ☆
(感動) おいしい わ。 (おいしいということに対する感動を表す。)
(念押し) 言ってはいけない わ。 (言うなということに対する念押しを表す。)
☆さ☆
(軽い断定) 昔のこと さ。 (昔のことという軽い断定。)
(強調) どうしたの さ。 (どうしたということに対する強調。)
☆かしら☆
(疑問・質問) どこ かしら。 (場所に対する問いかけを表す。)
☆な・なあ☆
(感動) 美しい な(あ)。 (美しさへの感動を表す。)
(願望) 行きたい な(あ)。 (行きたいという願望を表す。)
(念押し) 分かった な。 (分かったかということに対する念押しを表す。)
☆ね・ねえ☆
(感動) おいしい ね(え)。 (おいしいという感動を表す。)
(念押し) 言いました ね。 (言ったということに対する確認を表す。)
☆ものか☆
(反語) 負ける ものか。 (決して負けないという反語を表す。)
☆よ☆
(感動) 海の広さ よ。 (海の広さの感動を表す。)
(念押し) 言ってはだめだ よ。 (言うなということの念押し。)
(呼びかけ) 父 よ、母 よ。 (対象への呼びかけを表す。)
☆ぞ☆
(念押し) 逃げたはずだ ぞ。 (逃げたということを相手に念を押す気持ちを
表す。)
☆こと☆
(感動) きれいだ こと。 (きれいであることに対する感動を表す。)
☆ぜ☆
(念押し) おれは行く ぜ。 (行くということの念押しの気持ちを表す。)
(⌒ー⌒)みなさん、助詞の説明は、これですべて終わりました。しかし、
スペースの都合上、十分な説明が出来ていなかったことをお詫びいたします。