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[原创]寓学于乐系列之【日本文学作品选读】―作家・ [复制链接]

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离线暗香盈袖
 
只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2007-03-29

整理一下作者相关,实在是没有条件啊,不然真想把那些作品概要都找出来,但愿对填空题会有用~

先整了这三位~~间中也参考了会员黑夜过客的作者介绍,稍微再详细了点~~其实是做了表格的,直接从WORD复制过来根本发不了……内容超标……汗~~于是就成这样了

開高健
(かいこうたけし)
1930~1989
大阪市上本町
大法学科
戦後一代派
 
『パニック』:山林課に配属された公務員の男の話です。120年に一度の自然現象が起きました。冬の間は雪の下で気がつきませんでしたが、春になってネズミが大量発生しました。山林をかじり尽くして、畑を壊滅させます。ついには、納屋で寝かせていた赤ちゃんがネズミにかじり殺されました。人々はパニックに陥ります。主人公の男は、役所内では一匹狼でした。何を考えているのかわからないところがあり、同僚からは距離を置かれて、上司からはけむたがられていました。しかし、ネズミの大量発生とその被害を正確に予告していたのはこの男だけでした。「パニック」はそんな男が自然現象の前に立ち向かい人間の無力さを知る場面で終わる物語でした。

『裸の王様』:は、絵画教室の講師をする男の物語です。友人から一人の少年の面倒を頼まれます。太郎という少年は、主人公の絵画教室に通いはじめます。太郎は絵をまったく描けませんでした。主人公は、すぐに太郎の家庭環境に問題があることに気がつきます。主人公は、親の期待に答えようとおびえる少年の心を解放するために尽力します。「裸の王様」はそんな絵画教室の講師と少年の物語でした。

『なまけもの』1958(昭和33)年

『屋根裏の独白』1959(昭和34)年

『日本三文オペラ』1959(昭和34)年

『ロビンソンの末裔』1960(昭和35)年

『過去と未来の国々』1961(昭和36)年

『片隅の迷路』1962(昭和37)年

『声の狩人』1962(昭和37)年

『夏の闇』1972(昭和47)年。文部大臣賞を打診されたが辞退。

『耳の物語』1986(昭和61)年。第19回日本文学大賞を受賞 

* 「新日本文学」に「パニック」を発表、小説家として立つ。
* 芥川賞受賞後、大江健三郎と並んでマスコミの寵児として作品を発表。
* 昭和35年後、中国や欧州諸国を歴遊、パリでデモに加わったり、サルトルに会見したりした。
* 昭和40年後、ルポルタージュ作家として活躍。


[此贴子已经被作者于2007-3-29 1:07:36编辑过]
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离线暗香盈袖
只看该作者 沙发  发表于: 2007-03-29

山本周五郎
(やまもとしゅうごろう)
1903~1967
山梨県出身
本名:清水三十六
 
『日本婦道記』:は武家社会や町人社会で生きる女たちの、生活の様、つつましさ等を通して、女性のあるべき姿を、数編の短編小説にまとめたものです。直木賞固辞。

『樅の木は残った』:江戸時代、仙台藩伊達家の家老、原田甲斐という人物を描いた物で、主家乗っ取りを企む分家当主と、そのお家騒動に便乗して、伊達家を取りつぶさんとする幕府権力に対し、原田甲斐は自らが汚名を一身に背負って殺害されることで、伊達家を守る、という内容。毎日出版文学賞固辞。

『赤ひげ診療譚』:保本登は、長崎でオランダ医学を学び、江戸に帰ってきた。立身出世をめざす意気盛んな若者である。父親に命じられ顔を出した先は、小石川療養所。そこでは、赤ひげを含め3名の医者が、貧しく行く当ても希望もない多数の人々を治療していた。そして、保本の意志とは裏腹に、彼は、小石川療養所で住み込み医師として働くことを決められていたのだ。最初は反発する保本であるが、次第に赤ひげの患者に向かう姿勢に共鳴していき、婚約者の裏切りの心の傷も癒えていく…。

『青べか物語』:浦粕町(現在の浦安町)に移り住んだ“蒸気河岸の先生”こと作者が、浦粕町での数々のエピソードのエッセンスを小説化したもの。

『季節のない街』:時限もなく地理的限定もない架空の貧民街で懸命に生きようとする庶民の人生を、数々のエピソードの断面で描き出そうとする。

『長い坂』

『おごそかな渇き』絶筆、未完。s 

* 短編小説に優れた。
* 横浜一中を中退後、東京木挽き町の質屋山本周五郎質店に徒弟として住み込む。
* 「樅の木は残った」や「赤ひげ診療譚」はNHKテレビで放映され。
* 「読者から与えられる以上の賞があるとは思えない」という確固たる信念に基づいて、一切の賞の受賞を辞退した。

太宰治
(だざいおさむ)
1909~1949
小説家
青森県生
本名:津島修治
東大仏文科中退
新劇作派 

『魚服記』『思ひ出』、『葉』

『道化の華』芥川賞の次席となり、新進作家の地位を固める。

『ダス・ゲマイネ』

『二十世紀旗手』

『富岳百景』:小説家の修治は、筆が進まず、鬱蒼とした出口の見えない日々を送っていた。ある日、富士の見える“天下茶屋”で執筆活動をしている先輩小説家の井伏に誘われ、心を新たにその地へ向かった。天下茶屋での女将さんや娘さん、地元の人々との触れ合い、さらに、井伏の紹介でお見合いすることとなった美知子との出会いにより、修治の心に少しずつ変化が生まれていく。そんな修治を、変わらぬ姿で見つめ続ける富士。月夜に浮かぶ富士は、美しく凛としてそびえ立つ…。

『駆け込み訴へ』:聖書から題材を得て、キリストの弟子であるユダの告白といった形式になっています。

『右大臣実朝』

『冬の花火』

『ヴィヨンの妻』:タイトルにある「ヴィヨン」は、フランスの詩人「フランソワ・ヴィヨン」です。フランス中世期の詩人で、パリ大学の文学修士の資格まで得ながら、強盗、殺人、放浪などの生涯を送った人物です。

『斜陽』:戦争が終わった昭和20年12月、没落貴族になったかず子と母は生活をしていくことが困難になったため、叔父のすすめ により東京の西方町の家を売り払い、伊豆の山荘で暮らし始めます。かず子は一度結婚するもうまくいかず、母の面倒をみながら暮らしてきたのです…。かず子のモデルとなった太田静子の日記を借りて書いた。

『人間失格』:写真を見たという男のはしがきから、主人公である大庭葉蔵の手記という形で構成されています。

『如是我聞』

『グッド・バイ』未完。 

* 昭和8年、古谷綱武、今官一らと「海豹」を発行。
* 昭和9年、古谷壇一雄らと「番鳥」を発刊。
* 「日本浪漫派」に合流、三号の「道化の華」は芥川賞の次席となり、新進作家の地位を固める。
* 麻薬中毒のために入院。

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离线黑夜过客
只看该作者 板凳  发表于: 2007-03-30
我发一个中文版的你参考一下,方便背诵记忆。这样一个个整理日文版的固然很好,但我个人认为有点太耗费时间了,文选要记忆的东西很多,有时间的话还是多看看书吧。
离线暗香盈袖
只看该作者 地板  发表于: 2007-03-30

好啊~~~我就是想了解下那些作家的相关作品的信息~~至少得大概知道是讲些什么才好~

不过说起来看书,我还真是没办法下手,看来看去没啥好看的呀,毕竟都是小说嘛,最多就是体会的问题了。因为也不知道到底会考什么,谈感想之类的题,还是得看临场发挥了[em01]

[shadow=200,blue,4] 生命はそらより大きい ……[/shadow]
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离线暗香盈袖
只看该作者 4楼 发表于: 2007-03-30

大江健三郎
(おおえけんざぶろう)

1935~
愛媛県生
東大仏文科卒

『奇妙な仕事』:監禁状態の戦後青年の無力感を描いた。「東京大学新聞」五月祭賞受賞。
『死者の奢り』:高額の賃金を目的に、主人公である一人の男子学生が死体処理室の大型水槽の死体の世話をするという…。水槽に浮かぶ死体を、完全な物として捉えた主人公学生の思考が非常に興味深い。閉鎖的で孤立した独特の世界…。作家的に自立。
『飼育』:行機の墜落によって山村の村人に捕まった黒人兵を巡る物語。小説のほうには、少年達と兵士の心の通い合う瞬間が美しく描かれており、その美しさゆえに結末の残酷さがいっそう際立ちます。芥川賞受賞。
『芽むしり仔撃ち』:戦争末期、感化院の少年たちは山奥の僻村へ疎開させられる。仲間の一人が疫病で死んだ夜、村人たちは疫病を恐れて少年たちを置き去りにして村を出る。そして、少年達の自由を謳歌する短い日々が始まる。大人達に拒絶された少年たちの姿が瑞々しく描かれています。少年たちの荒々しい友情、疫病で母を亡くした少女と「僕」の出会い、純真な弟の描写など、とても切ないです。
『性的人間』:はJという青年の性的漂流を描いたもの。
『われらの時代』:外国人相手の中年娼婦である頼子、そのヒモとして同棲している主人公の靖男、その弟の滋がピアノを弾いている十代のジャズトリオ<アンラッキー・ヤングメン>、登場してくる人間がどれもこれも出口のない状況におかれ、そこからの脱出を夢見てもがいている。自殺がその唯一の道であると、この小説は主張しているような印象を与えます。
『青年の汚名』
『遅れてきた青年』:戦争で勇敢に死ぬことを望んでいた少年の<希望>は終戦によって絶たれた。その少年の1945年を描く第一部、少年が東大生となった50年代を描く第二部からなる長編。「フィクショナルな自伝」とされ、作者の二十代までの暗い心象風景をうかがわせます。
『日常生活の冒険』:伊丹十三を彷彿とさせる友人と、彼をとりまく(語り手自身を含む)人々の姿を描いた青春小説です。日常を安穏に生きることを認めず、冒険的に生きようとする友人の人生に語り手も巻き込まれ、数々の冒険をしていきます。それは外国の義勇軍への志願だったり、貧しいプロボクサーへの支援だったり、予定していた結婚の無期延期(そして結婚資金での外車購入)だったりします。このように書くと、快活で痛快な青春小説であるかのようですが、そういう面もあることはありますが、物語の悲劇的結末が小説の冒頭で示されるという悲哀にみちた小説でもあります。
『個人的な体験』:二十代後半の作者が体験した、障害のある子供の誕生。その動揺、絶望、そしてそこからの再生を描いた感動的長編です。新潮社文学賞受賞。
『万延元年のフットボール』:米国から帰国した弟が、万延元年の村の一揆を再現するかのように村の若者を組織し、行動する。物語は、「僕」が夜明け前、庭に掘った穴にパジャマのままで入るところから始まります。「僕」は、友人を自殺で失っている。友人は、頭と顔を朱色に塗り、肛門にキュウリを突っ込んで素っ裸で首を吊ったのでした。こんな具合に、それぞれに煩悶を抱えた様々な人間が登場します。谷崎潤一郎賞受賞。
『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』イタリアのモンデッロ賞受賞。
『洪水はわが魂に及び』野間文芸賞受賞。
『ピンチランナー調査』:最初は、大江を思わせる小説家の一人称で始まりますが、途中からは大江に寄こされた彼の知人(息子の養護学校の同級生の父)からの手紙をベースとしたゴーストライティングという形での、その知人の一人称となります。その原子力技術者の語る、彼の息子との経験がこの小説の中心となります。それは「宇宙的な意志」によって知人が20年若返り、息子が20年歳をとり、二人が宇宙的な意志にしたがって行動をするという、SFといってもよい物語。
『同時代ゲーム』:この小説は、主人公から妹へ送る六つの手紙で成り立っています。その中で描かれるのは、谷間の森の神話の総体。
『ヒロシマ・ノート』『沖縄ノート』『厳粛な綱渡り』『持続する志』『鯨の死滅する』

*アジア、アフリカ作家会議に参加、日本アラブ文化連帯会議に参加、活発な社会的活動をも示し、現代文学の代表的作家としての力量を示している。
*1976年(昭和51年)41歳、芥川賞選考委員に。
*1994 平成6年 ノーベル文学賞受賞
*1994年(平成6年)59歳、長男光の作曲家としての成功を期に小説執筆の終止を宣言。
*1994年、文化勲章と愛媛県の賞を辞退。

安部公房
(あべこうぼう)

1924~1993
小説家・劇作家
東京生
東大医学部

『無名詩集』
『終わりし道標べに』
『赤い繭』第二回戦後文学賞。
『壁ーSカルマ氏の犯罪』第二十五回芥川賞。
『闖入者』
『飢餓同盟』
『どれい狩り』
『けものたちは故郷をめざす』:ソ連軍が攻めてくる。終戦の合図。母は、銃弾に腰を砕かれ、朽ち果てる。彼は、廃墟で屍とともに、侵攻を待つともなく…。成長した彼。そして彼は決意する。未熟な浅はかさ、時代に、人間に、翻弄され尽し、彼の前に立ちはだかるのは変わらず、どこまでもつづく、果てしない荒野。あまりに苛烈な運命の劇鉄に蹂躙されつづけ果たして彼に求めつづけた故郷、日本は微笑むのか…。
『棒になった男』芸術祭奨励賞。
『幽霊はここにいる』岸田演劇賞。
『第四間氷期』:巨大な津波が発生。大陸に向い、猛スピードで押し寄せはじめた…。研究チームの中心人物であるはずの彼。ところがことは、どうも彼ぬきで進んでいる様である。真相を追究し糾弾する手立てに、奔走する彼。しかし、彼の思考のプロセスと限界を知り尽くすコンピューターの、予測以上の結果を出せない生みの親でもある彼は、コンピューターの指令によって、抹殺の危機にさらされる。彼の残された選択は…。
『砂の女』:砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。ひきとめておこうとする女。読売文学賞、フランス最優秀外国文学賞を受賞。
『他人の顔』:薬品事故によって‘顔’をなくしたぼく。包帯越しに見る、欠落した光景。‘顔’に囚われれば、囚われるほど、そして、‘顔’を知れば知るほど、ぼくは、他者との通路を見失ってしまうのだ。そして、他者との通路を取り戻すべく作成した‘他人の顔’でぼくは、もっとも近く、遠い隣人、‘妻’を誘惑する…。
『箱男』
『燃え尽きた地図』:郊外のニュータウン、失踪した男を求めて、探偵は疾走する。失踪に及ぶ様々な手がかり。失踪の真相に近づいたと見えると、真相は舌ベロをヒラヒラさせて探偵をあざわらうように遠のいてしまう…。水銀灯の光に、コーティングされたコンクリートの、冬の街並み。やがて、すべての手がかりが尽きたとき、探偵は、おそるべき失踪の真相を体現する…。
『時の崖』
『友達』戯曲、谷崎潤一郎賞を受賞。 

*「近代文学」同人に加盟。
*「夜の会」に参加して花田清輝の影響を受け、さらに日本文学会・記録芸術の会などに参加した。
*日常的な感情によって捉えられた現実世界の虚妄性を、緻密に組み立てられた観念によて暴き出していく前衛的手法が意識と社会の変革を目ざしている。

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