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日本語の中の動物 [复制链接]

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离线joanlovehope
 
只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2005-03-08


日本語には、動物が出てくる表現がたくさんあります。動物に対する印象や考えは、言語によっても違います。







「彼女はまだ猫をかぶっていて、おとなしいね」と言われて、「猫を頭にかぶるの?」と不思議に思ったことはありませんか。


 「猫をかぶる」とは、自分の本当の姿や性格を見せないで、人前でおとなしそうな態度を取ることを言います。あまりいい意味では使われませんが、猫がじっとしているときにおとなしそうに見えることが関係しているのでしょう。このように猫のいろいろな特性から、表現の意味が生まれています。





A.あの人にこの絵をあげても、猫に小判だよ。


 【解説】猫に小判(昔のお金)をやっても喜ばないように、どんなに素晴らしいものでも、その物の価値が分からない人には、無意味だということを表します。





B.うちにも、猫の額ほどの庭があるよ。


 【解説】猫の額が狭いことから、とても狭い場所を表現するときに使います。自分に関係する場所に使い、他の人が関係する場所については失礼になるので使いません。





C.日曜日はお客が多くて、猫の手も借りたいほどだ。


 【解説】あまり役に立たない猫にも助けてもらいたいくらいに、とても忙しくて、人手が足りないという意味です。





D.高校生たちは、猫も杓子もあの歌手と同じヘアスタイルをしている。


 【解説】「杓子」は味噌汁などをすくう道具。「猫も杓子も」はどんな人でも、皆が何か同じことをすることを表しています。皆が同じことをすることについて、少し批判的に使われることが多いので注意しましょう。


[此贴子已经被作者于2005-3-8 21:03:29编辑过]
人生行路難し
离线暗香盈袖
只看该作者 沙发  发表于: 2005-03-09

さすがに~~~いい勉強になりました!

どうもありがとう

[shadow=200,blue,4] 生命はそらより大きい ……[/shadow]
[img]http://www.shineblog.com/uploadfiles/2007-2/228791595.jpg[/img]
离线joanlovehope
只看该作者 板凳  发表于: 2005-03-09


 知り合いの夫婦がちょっと口げんかをしているのを見て、友達が「夫婦げんかは犬も食わないから、放っておこう」と言っています。犬がけんかを食べるのでしょうか。


 最近、日本はペットブームで、特に犬は多くの人に可愛がられて、家族同然になっています。犬は主人に忠実で、人間とは親しい関係の動物ですが、日本語の中で、「犬」は「人間以下、普通以下の価値のないもの」を意味したり、悪い意味の言葉が多いです。鼻がきいて主人の命令で何でも探すので、スパイの意味で「敵の犬だ」などのように使われることもあります。言われた人はいい気持ちがしない表現が多いので、注意して使いましょう。


 「夫婦げんかは犬も食わない」とは、仲のいい夫婦同士にけんかは、他人には馬鹿らしくて、犬でも、人でも誰も関係を持とうとはしないという意味です。





A.あの二人は考え方も合わないし、いつも争っていて、本当に犬猿の仲だ。


 【解説】「犬」と「猿」は昔から中が悪いと言われていることから、相性の悪い人同士や仲が悪い人同士を「犬猿の仲」「犬と猿」と言います。





B.一人の独裁者が始めた戦争で亡くなった大勢の人々は、犬死にだ。


 【解説】犬が価値のないものであるということから、全く意味もないことが理由で無駄に死んでしまったことを表します。





C.負けた試合の後で強がりを言っても、犬の遠吠えだ。


 【解説】自分より強い人や相手に直接文句などが言えなくて、その人がいないところで隠れて文句を言ったり、強がりを言ったりする人に対して、少し軽蔑して使う表現です。





D.町を歩いていたときに偶然ビジネスチャンスを見つけるとは、犬も歩けば棒にあたるだね。


 【解説】犬でも自由に歩き回っていると何かが起きるように、人も何かをやっていると、偶然、災難にあったり、また、偶然、良い機会を得たりすることがあるという意味のことわざです


[此贴子已经被作者于2005-3-9 11:19:35编辑过]
人生行路難し
离线relay0604
只看该作者 地板  发表于: 2005-03-09
面白い
离线joanlovehope
只看该作者 4楼 发表于: 2005-03-10

「あの人とは馬が合うわ」と言われて、「馬がどこにいるの?」と驚いたことはありませんか。馬が合うと、どうなるのでしょうか。

 馬は、昔からの農作業で使われたり、乗り物として利用されています。力がある動物なので、そういう意味を持つ表現もありますが、労働力として低く見られていることが多いです。「馬が合う」とは、好みや気が合って、一緒に行動しやすい人に使います。

A.あの人は、体は細いが、とても馬力がある

 【解説】馬が力が合って強いことから、体力があることを意味します。

B.すりを追った警官は、ついに犯人に追いつき、馬乗りになって、捕まえた。

 【解説】馬に乗るような感じで、何かにまたがること。

C.あの人に一生懸命アドバイスをしても、馬の耳に念仏だよ。

 【解説】「念仏」とは仏の名前を言って、祈るときの言葉です。意味ある念仏の内容でも、馬にはその価値や意味が全く分からないことから、いくらよい助言や忠告をしても効果がないことを言います。

D.いつも走り回っている女の子が着物を着たら、「馬子にも衣装だね」と言われた。

 【解説】「馬子」とは、昔、馬を引いて荷物や人を運んだ人のことです。いつもあまりきれいにしていない人でも、きれいな服を着て外見を飾れば立派に見えるという意味。いつもとは違って、おしゃれをしている相手をからかうときなどに使います。
人生行路難し