蓝色天空
水墨江南
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绿之印象
紫色梦幻
春意盎然
海米旅行招聘日
Iphonee6sPlus苹
SMAP解散！木村
批改您的日文。
UID：36375
小池真理子さんの作品ったら、決して品のない日本語ばかりではありませんけど、明治～昭和初期の小説、文学、詩集にも比べ物にならないと思います。でも、「おじさん」にとって、小池真理子さんの作品はちょっと少女趣味かもしれないです。まあ、ここで＜欲望＞のほんの一部分を取り上げて紹介しましょう。
二十代の初めのころからだったろうか。私は自分が、長い長い旅をしている、と思うことがよくあった。帰る場所のない旅，行き着く先の想像もつかないたびである。
とりわけ、そうした気持ちは結婚してから強くなった。勤め帰りのバスの中、慣れ親しんでいるはずの町の燈を窓の外に見ながら、自分はいつかまた、この場所と決別して、別の場所に向かっていくに違いない、などと考える。
それがどこなのかは、分からない。なぜ、そんな風に考えてしまうのかも分からない。夫との結婚生活はうまくいっている。人並みに、一戸建ての小さな家も購入した。夫婦二人の収入を合わせると、住宅ローンの返済も楽だった。三十も半ばになってからの初婚同士ということで、若かったころのような華やいだ賑やかさは望むべくもないけれど、その分、いざこざのない、静かで満ち足りた暮らしが続けている。
なのに私は、これも旅だ、と考えるのである。暮らしのすべてが、旅の途中の出来事にすぎない．自分には帰るべき場所がほかにあり、いつか必ず、そこに戻って行かなければならない、と焦りにも似た気持ちに駆られるのである。
日曜の午後、夫と向かい合わせになって、黙りがちに紅茶を飲んでいる時も、私は密かに考える。自分はこの人と、い長い旅の途中、ほんのひと時、袖をすり合わせて暮らしているに過ぎないのではないか、と。いつかはこの人に手を振り，再び、あてとなく長い道のりを一人で歩いて、あの、長年、探し求めてきた帰るべき場所を探し、まっしぐらに進み始めるのではないか、と。それが幻の場所であったとしても、かまわない。幻を追い続けながら、自分は老い死んでいくに違いない、と。
そんな私にも、旅をしている感覚と無縁でいられた時期があった。二十代後半のほんの一時期。一年にも満たなかった短い日々ではあったが、私は自分がいるべき場所にいる、と言う実感を持つことができた。
束の間に訪れた至福の時であった。今から思えば、苦悩それ自体は甘美であった。世間並みの幸福とは無縁だったかもしれない。だが、私はあの時、旅することをやめていた。
流れる時間に、無心に身をゆだねていられたあの短いひと時。たとえ、自分が乗っている小船が、ジェットコースターに早変わりし、巨大な滝壺に向かって真っ逆様に落ちていったとしても、叫び声ひとつもあげずに、素直に身を任せていたに違いないであろう、あのひと時～～～。
UID：54569
youmarsさん、こんにちは。
小池真理子さんの作品の紹介、ありがとうございました。
読んでみた第一印象は、与謝野晶子の作風に似ているなー と思いました。
１．感情の起伏を抑えて、淡々と客観的に書かれていること。
２．口語文ですが、丁寧に言葉を選んで書かれていること。
とても読みやすく、私の好きなタイプの小説ですね。
実は今日、家の近くに有る小さな本屋( 雑貨屋 )さんに行ってみたのですが、
小池真理子さんの本は売っていませんでした。こんな時、田舎はダメですね。やっぱり、大きな街に行かないと。
車で街まで行けばよいのですが、最近 降った大雪のため道路には雪が積もっていて、
山間部なので除雪もされていないので危険です。
また、別の日に行くことにしました。春を待ちます。
UID：60231
「金閣寺」と「潮騒」を読んだことあります。読んだ本は汚くて、字もすごく小さいですが、内容の輝きを埋めことができません。一気で読んで、楽しかった。
「金閣寺」も、「潮騒」も、映画化されています。
私も、何回も映画を見ました。
とても素晴らしかったです。
UID：54713
俺、ただ＜禁色＞を読みました。いい本ですね。
男性と男性の愛を素材に書かれた本です。
鬼宿さん、こんにちは。
日本語で「俺」は男子用語ですよ。
鬼宿さんは女性ですから「私」を使ってくださいね。[em07]
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