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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(200) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2012-02-05

Ⅶ(17)

近所でパチンコをしながら、オカンが唖になった後の生活をこぼれ落ちるパチンコ玉を眺めながら、シミュレーションしていた。
玉が入賞しようが確変を引こうが、どうでもよかった。今日は、玉がガラスに当たる音がやけに聞こえる。

えてして、やる気のない時ほど数字は揃ってくれるもので、夜も遅くなってから家に戻ってみると、オカンとブーブおばちゃん、さなえさんの三人はテレビの部屋の中央に白い座布団を広げ、花札の真っ最中だった。
「マーくん、オカンは手術するて言いよるばい」。さなえさんが札をめくりながらボクに言った。
「よう考えたら、花札は喋らんでもできるけんねぇ」
三人大笑いしていた。
オカンの精神力もあっぱれなものだが、こんな時、姉妹や友人の力はかけがえのないものである。
なんでも、笑いにしてきた、オカンもボクもできるだけ、そうやってきた。
「パチンコも黙っとってもできるしね」
「あれはハナから黙ってするもんよ」
オカンが座を抜けて、僕の夕飯を作り始める、ブーブおばちゃんがオリジナルの手話を開発したようで、手振りを見せながらボクに言った。
「これが"飯食え""風呂入れ"やろ。そんで、こうやったら"金くれ"よ」
「あぁ、わかりやすいね」
「それだけわかれば十分たい」。オカンも笑いながら御飯をよそっていた。
たぶん、おばちゃんたちが、ボクにあんまり心配をかけると言ってくれたのだろう。その夜は久しぶりにオカンたちは明け方まで花札に興じていた。

オカンが歌えなくなるということで、えのもとやホセ、ツヨシ、その他たくさんの友人たちとオカンの歌を聞き納めする会を催(もよお)し笹塚に新しくできたカラオケボックスに行った。
「腹いっぱい歌うとき」
歌本をオカンの前に積みあげて、みんなで歌った。オカンは緊張した表情で演歌を何曲か歌い、冷酒をすすめていた。
ボクも斎条史朗の「夜の銀狐」を歌った。これはカラオケでよく歌う曲だ。するとオカンがモニターに流れる歌詞を目で追いながら呟いた。


在附近玩弹子机,我一边看着散落下来的弹子球,一边模拟着母亲变哑后的生活。
是赢还是输,哪一个都好!今天听到球碰撞玻璃的声音,非常刺耳。

往往是这样,不在意玩的时候,所获数字越多,晚上很晚才回到家。一到家就看到母亲和ブーブ姨、さなえ三人在电视房中央铺开了白色的垫子,正热烈地玩花牌。
“儿子,母亲同意做手术了。さなえ一边翻着牌一边对我说。
“已经想好了,打牌这事即便不能说也可以玩呀!”
三人一起大笑起来。
母亲的精力也相当旺盛。这个时候,姐妹呀、朋友的力量是替代不了的。
别管是什么,都要乐观地去做。母亲和我都尽可能地这样做下去。
“玩弹子机,也可以不用说话来玩的。”
“那一种游戏鼻子停止呼吸也可以。”
母亲离开座位,准备给我做晚饭去了。ブーブ姨要开发新的手语,让我看着手的动作就说了起来。
“这个是‘吃饭’,这个是‘洗澡’。还有这样做就是‘要钱’。”
“啊,这也太容易懂了。”
“若只是弄明白的话太容易了。”母亲一边笑着把晚饭盛了上来。
大概姨她们太关心我了。那天晚上玩了很长时间,母亲她们玩花牌一直到天亮。

因为母亲就要不能唱歌了,夏本和ホセ、ツヨシ以及其他很多朋友,就要举行听母亲唱歌联欢会,去了塚那里一个新的卡拉OK歌厅。
“要尽兴地唱。”
把歌本放到母亲的前面,大家一起唱。母亲用紧张的表情唱了几首,还喝了点酒。
我也唱了齐条史朗的《夜之银狐》。这是在卡拉OK经常唱的曲子。而母亲则看着屏幕上移动的歌词在跟着哼哼唱着。
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2012-02-05
经过姨和朋友做工作,母亲同意做手术了。