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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(195) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2012-01-28

Ⅶ(12)

「あの折り畳みのベッドは背中が痛かろうが、あんなので寝よったら疲れも取れんやろ。笹塚の商店街の家具屋があろうが。あそこでね、注文してきたけん。色々あったけどね、毎日使うもんやけん奮発してええのを買うたけん、それで寝なさい」
「なんぼしたん……?」
「十四万くらいしたよ」
「そんな金、持っとったん?」
「あぁ、これで全部のうなったぁ」
「いつも生活費は月末になると家賃分をオカンに渡し、ビルの管理事務所へ支払うようにしていたし、食費や細々(ほそぼそ)した出費は、金がなくなるたびにオカンが「もう生活費がなくなったよ」と申告するので、その都度、三万とか、二万とかを小刻みに渡していた。
そして、その時、ついでとばかりにオカンに前々から気になっていたことを聞いてみた。
「オカンは貯金とか、ないやろ?」
「あぁ、もう、のうなったぁ……」
「あの、年金とかはどうしとるん?」
「年金もね、ずっと払いよったんやけど、もう途中できつくなってから払いきらんごとなったんよ……。もったいないけど、そのままになってしまうた……」
それはオカンではなく年金制度が悪い。こんなオカンみたいに六十までパートでコツコツ働いて、暮らすのが精一杯の低家賃しか貰えない人が月月の年金なんか納められるか。
払わないからわるんだという人もいるだろうが、月月一万円がその日を生きるための大金である人に、あるかどうかわからない未来のための納付なんかは物理的にできるわけがない。
ない袖は振れない、ノースリーブはどれだけ伸ばしても長袖にはならない。人生色々、仕事も色々だということを知っているのなら、孤独な老人や病人、低家賃労働者に対する違うかたちのなにかを作れ。増やせ。年金かすめ取って造ったホールでロックのコンサートなんか聴いても興醒めするだけなんだから、そんなものは潰して配れ。
オカンが金を持っているとは思っていなかったが、心のどこかで大人なんだし、少し貯(たくわ)えがあるのではないかなと期待していたことは否(いな)めない。その金をくれと言うつもりじゃないが、あいにくこちらにも貯金を呼べるようなものはない。オカンの病院のことも考えて、あったらいいなぁくらいのことだが、やっぱりなかった。
「そっか、そりゃそうか……」


“那种折叠床,你的后背疼不疼?那样睡觉,累不累呀?在塚的商业街有个家具店,在那里已经预定了。有很多种,因为是每天都必须要用的东西,豁出钱去买了吧,请在那种床上睡觉。”
“多少钱呢?”
14万元左右吧。”
“那么多呀,有那么多的钱了吗?”
“啊,这些就是所有的钱了。”
平时的生活费每到月末的时候就把房租那一部分交给母亲,请母亲到大楼的管理事务所去交。对伙食费和一些小的支出费用,每当把那些钱花完的时候,母亲就要说:这里生活费已经没有了。这时,就零碎地给母亲三万、两万圆。
而且,那个时候,就想问母亲在很早以前所注意到的事情。
“母亲一直没有存钱吗?”
“啊,已经没有了。”
“那养老金怎么样呢?”
“养老金呢,一直在花着。在中间身体严重的时候花了很多。现在已经没有了,已经是这样的了。”
不仅仅是因为母亲,而是因为退休制度太差劲。像母亲这样到了六十岁的因为地位问题还在继续劳动,这样的人在生活上每月的退休金什么的能领到的很少。
因为无能力支付所以就有人要变坏的。每月的一万元成为其生存的主要来源,而对于这样的人,为了那未知未来而在缴纳着,而正常地实现的理由是没有的。
没有本事就别张罗。没有袖子的衣服你怎么努力地伸也不会把衣服变成长袖衣服。如果知道人生种种、工作种种的话,对孤独的老人或病人和低工资的劳动者不同人群做些什么,必须要增加。在掠夺退休金而建造的大厅,听摇滚乐音乐会什么的,那只会是扫兴的,要让那些东西破产。
也并没有想过母亲有钱。但不能否定,在心中的什么地方期待着,即便是大人了别管多少总要有些存款。也并没有打算把那些钱要过来,遗憾的是在这里也不可能呼叫出存款来。考虑了一下母亲去医院看病的事情,若是要有当然好啦,但确实没有。
“是那样,就是那样了。”
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2012-01-28
主人公的经济条件很艰苦,日常生活困难,母亲去医院看病的费用就更为难了。