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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(189) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2012-01-08

Ⅶ(6)

「昔はね、ダンスホールっていう所があってからね。そこに踊りに行きよったんよ。踊りを習いよったんよ」
「今で言う、クラブみたいなもんやろ」
「ホステスさんはおらんのよ」
「そのクラブと違うわ」
「そしたら、いつやったかね。見た感じがね、悪そうな男の人がおってから、その人がね、ちょとこっち来なさいて言うて、洗面所に手を引っ張って連れて行かれてね……」
「それ、面白そうな話になってきたね」
「隅の方に行ってから、腕出しなさいって言うてね。ポケットから注射器出してからたい。ヒロポンしよる人やったんよ……」
「ヒロポン!?」
「これ打ったら気持ち良くなって、踊りが上手になるけんち言うてから」
「したんか!?ヒロポン!?」
「前はヒロポンしよる人がようけおったんよ。でも、あたしは怖いでからねぇ、もぅ、なんも言えんごとなってしもうてからたい……」
「したんか!?」
「そしたらよ。洗面所に違う男の人が入って来てから、なにしよるんか!!オマエはー!!ち言うて注射器をパーンと手で弾いてくれてねぇ。その人がおらんかったら危ないところやったんよ。本当怖かった」
「なんや、そのVシネマみたいなオチは?本当はしたんやろ、ヒロポン?」
「しとらんがね。あれはでも、そん時にもし打たれとったら、どうなっとったかわからんばい。恐ろしいねぇ」
「しかし、そんなジャンキーにのこのこついて行くか?普通。えのもと。このオカン、ポンチューやったんと」
「しとらんて言いよるやろ」
「ママはポンチューよ。ドラマ化せんといかんわ」
「あんた、人に言いなさんなよ」
「原稿に書く」
「やめんしゃい」
えのもとは笑いながらオカンの猪口に酒を注いで言った。
「いやー、お母さん。もっと飲んで下さいよー」


“那时候,有跳舞的地方。就经常去那里跳舞,学习跳。”
“用现在的话说,那叫俱乐部。”
“可是也并没有什么女招待。”
“这是和俱乐部的不同。”
“就那样,忘记什么时候了。从外观感觉上看,像是个坏男人,那个人呢,就喊着要到一个地方去,强拉着手把我带到厕所去。”
“那个,真是个有趣的故事呀。”
“到了那个角落,叫喊着说把手腕伸出来。然后他就从口袋里拿出注射器,要给人打吗啡。”
“是吗啡?!”
“打了这个之后精神就会兴奋起来,就成了跳舞的高手。”
“打了吗?吗啡?”
“以前也有人打过吗啡。可是,我也很害怕,就什么也不敢说。”
“那到底打了没有?”
“正要打的时候,有另外一个男人来到厕所,就喊你们在干什么?!就用手打了那个注射器。如果那个人不来的话就太危险了,真是太可怕了。”
“那样的话,就像电影那样,真的打了吗?吗啡。”
“没有打。假如那个时候真的打了,会变成什么样呢真不敢说,真是太可怕了。”
“但是,对那样的中毒人满不在乎吗?普通。夏本。这个母亲可真是那样做了。”
“说是没有做呀!”
“妈妈是那样,真没有像电视那样吗?”
“你,不要给别人说。”
“写成稿。”
“那可不行。”
夏本一边笑着一边往母亲的酒盅里倒酒,就说:
“那个,妈妈请再喝上一点。”
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2012-01-08
主人公对妈妈的了解并不多,因为妈妈来到东京生活,在向其他朋友讲述的时候,主人公才了解多了一些。