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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(167) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2011-11-27

Ⅵ(15)
  「こちらはなんの会社に出とるんか?」
「あぁ、出版社」
「オマエはそこで、なんをしよるんか?」
「イラスト描いたり、原稿(げんこう)書いたりとか」
「それで、食えよるんか?」
「まぁ、前よりはマシや」
「そうか。なら、もうちょっと辛抱してやってみい」
「そうやね」
オトンはクラブのママに電話の子機を借りると、オカンの所に電話しろと言った。
「今から帰るけん、茶漬けの用意をしとってくれち、お母さんに言うとけ」
午前二時前。ボクらがオカンの家に戻った時には、お茶漬けの準備とぬか漬けの胡瓜(きゅうり)がテーブルに揃っていた。
「いっぱい飲んできたかね?」
オカンはwとボクに笑いながら言った。

自分だけのことで夢中になっていると、駆け抜けていようと転がり続けていようと、その時間は止まっているように感じる。自分しか見えず、自分の体内時計だけを見ていれば、世界の時間は働いていないのと同じだ。
しかし、ふと足を止めて周囲を見渡す余裕が一瞬でも持てたとき、甚だ時間が経過してことに気がつく。
自分ではなく、対象となるものに目を向けたとき、どれだけ時間が止まっているように過ごした時でさえ、確実に日めくりはめくれていたのだということに気付く。
そして、その時にはなにかが手遅れになっていることに、もうひとつ気付く。
気付いた時には、取り返しのつかない時間が流れていたことがわかる。
オカンは気が付けば還暦を迎えていた。自分が二十八になることよりも、母親が還暦を迎えたことを知る方が、時間の経過を強く感じた。
「もう、バアさんやね」
「そうよ。いつ死ぬかわからんばい」
何気ない会話が何気なく済んだ時期はどんどん過ぎてゆく。

海苔会社の倉庫で積荷のアルバイトを辞めたのを最後に、ボクはバイトをしなくても何とか暮らせるようになった。
オトンの言ったように五年間遊び呆(ほう)けて見て、もうその行為自体に飽きたのか、色々な仕事に手当たり次第、興味を持ち、働くということに抵抗もなくなっていた。
借金(しゃっきん)は相変わらずだが、毎月えものとにカードを金を渡して返済に回ってもらった。


“你们这是在哪个公司上班?”
“啊,是在出版社。”
“你在那里,具体做些什么呢?”
“做些插图,写些稿子。”
“做这工作,够吃饭吗?”
“啊,比原来长了不少。”
“是吗?那么,还要再忍受努力下去吧!”
“是的。”
父亲从俱乐部领班那里借来了电话,让我给母亲打电话。
“给母亲说,现在要回去了,让母亲沏好茶。”
在凌晨两点前,我们回到母亲家的时候,把已经准备好的茶和腌好的黄瓜摆在了桌子上。
“是不是喝多了?”
母亲笑着对我和W说。

只有自己的事情在梦中出现的时候,别管是追赶着还是滚动着,让人感到那时间已经停止了。只看自己,只看自己体内的时钟的话,世界的时间也同样没有移动。
但是,掌握了突然停下脚步看一看周围事物的那一瞬间时,就会让人注意到时间并没有停住它的脚步。
不仅仅是自己,当面向看自己的对象的时候,也会让人感觉到时间像在停止不动,而实际上日历在不停地翻转着。
当发现这个的时候,才明白了那不能挽救回来的时间在流失着。
要注意的话,母亲迎来了六十大寿。与自己的已经二十八岁相比,当知道母亲迎来六十大寿这件事情时,更强烈地感到时间在流失
“该成爸爸了。”
“是呀!还不知什么时间死了呢!”
无心无意的对话,不用心的时间也在匆匆忙忙地滑过去。

在最后辞掉海藻公司仓库搬运的打工之后,我即便是再不打工也能熬日子了。
就像父亲所说的那样,玩足五年之后,那样的行为已经玩腻了,对遇到的各种各样的工作都有了兴趣,对于劳动也不那么懒惰抵抗了。
还照旧借钱,每月都用卡或现金来偿还夏本的债。
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2011-11-27
玩五年玩够了,对自己的工作感兴趣了。