発表日:2004年10月6日
日中携帯間メッセージ送受信サービス「メール通(つう)SMS」について
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、日本と中国の携帯電話端末で中国語の電子メールが送受信できる新サービス「メール通(つう)SMS」の提供を平成16年10月6日より開始します。
1.提供の目的
NTT Comは平成14年12月より、中国情報総合サイト「Hellonavi(ハローナビ)*1(http://www.hellonavi.com/)」において、日本の携帯電話端末と中国のPC間での電子メール送受信サービスを提供してきました。さらに、近年の中国国内における携帯SMS*2(ショートメッセージ)通信の利用ニーズの高まりを受け、中国語による日中間コミュニケーションの更なる利便性の向上のため、通信規格の違いを越えて日中の携帯電話端末間でメッセージのやり取りができる「メール通SMS」を新たに追加いたします。
現在、中国での携帯電話は3億加入を越えたと言われていますが、在日中国人をはじめ、日本に滞在しているビジネスマンや留学生、中国とメッセージをやり取りする必要のある日本人が、本サービスにより、携帯電話同士で直接中国語のままで、より緊密にコミュニケーションをとることが可能となります。
2.「メール通SMS」サービス概要(別紙参照)
これまで提供してきた日本の携帯電話端末と中国のPC間のE-mail送受信サービス「メール通」の機能である「Hellonaviメールトランスレーション機能*3」に加え、中国国内における携帯SMSへのメール形式変換機能を追加することで、日中の携帯間で直接メッセージのやり取りができるようにするものです。
今回、本サービスの提供第一弾としてEZweb端末にてサービスを開始します。今後は順次Vodafone Live!およびiモード端末向けのサービスも展開していく予定です。
3.利用料金
日本側:月額料金100円 + SMS送信1通につき20円
※メール送受信に伴う携帯電話事業者への料金は別途必要です。
中国側:日本の携帯向け送信1通につき0.5元(約7円)
4.対応端末
日本側:送信:EZweb対応の全契約端末
受信:iモード、Vodafone Live!、EZweb対応の全契約端末
中国側:中国移動(ChinaMobile)SMS対応の全契約端末
中国聯通(ChinaUnicom)SMS対応の全契約端末
5.サービス開始日
平成16年10月6日
6.アクセス手順
日本側:
EZweb対応の契約端末での利用の場合:
【EZトップメニュー】
↓
【カテゴリで探す】
↓
【ニュース・天気】
↓
【専門ニュース】
↓
【ニイハオ!Hellonavi】
↓
【メール通(中国語:信通)】
もしくはカンタンアクセス「51114」
中国側:
中国移動(ChinaMobile)契約端末での利用の場合:
アクセス番号:8002667
中国聯通(ChinaUnicom)契約端末での利用の場合:
アクセス番号:9002667
*1 「Hellonavi (ハローナビ)」
「Hellonavi(ハローナビ)(http://www.hellonavi.com/)」は、NTTコミュニケーションズ株式会社の提供する、中国に関する総合情報サイトで、中国各地のローカルニュース、グルメ、エンターテイメント、中国茶など、在日中国人および日本人向けの様々なコンテンツを提供しています
*2 SMS(ショートメッセージサービス)
ヨーロッパ・アジアで広く普及している第2世代携帯電話規格であるGSM(Global System for Mobile Communications)のテキストメッセージ送受信サービス。通常のE-mailとは互換性がない。
中国におけるSMSの利用実績は、2004年度の1月から7月までの送受信総数は1178.5億件に達し、1日平均約5.6億通という計算になります。(出所:中国情報産業部8月発表統計)
*3 Hellonaviメールトランスレーション機能
Hellonaviメールトランスレーションサーバを経由することで、日本語フォント(S-JIS)と中国語フォント(GB2312)を自動変換する機能。
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
(別紙)「メール通SMS」サービス概要
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0083239_01.pdf