「白装束の謎」ついに解けた-信者が怪説 (夕刊フジ)
2003 年 5月 14日
千乃会長がメディアに露出したせいか、白装束集団のメンバーや関係者も、メディアの問いかけに口を開き始め、白装束の意味など集団の謎について「すべて意図がある」などと“怪説”している。
「(白装束は)スカラー波を防御するためです」と語る男性メンバーによれば、衣装は集団からの支給品で、着ている人間を守るだけでなく、着ていないと、「その人がアンテナになってビーム(スカラー波)を受け、千乃先生に攻撃が行ってしまう」と訴える。
車の渦巻きステッカーもスカラー波を防御するもので「かたつむり」と呼ばれている。
また、周囲の樹木などに布を巻くのも、鋭ったものを異常に嫌う「会長を守る」ためで、マツやスギ、ヒノキなど針葉樹がスカラー波を集めるアンテナになるのを防ぐという。
集団の科学技術班が「布に使われている糊が重要」と参加者に説明。特定の布だけ使うなど、こだわりがあるとか。巻き方にも決まりがあるが、集団に入ると「すぐに教えられる。誰でもすぐにできます」(関係者)。
一方、会長に同行する約60人のメンバーには、「常に先生と一緒にいる『専従』と一定期間だけ参加するボランティアがいる」とされ、ボランティアの中年男性は、集団は「宗教ではない」とも主張した。
ちなみに、テレビはスカラー波を出すため「見られない」といい、情報源はコンビニなどで買う新聞。大阪出身の専従メンバーは、一部スポーツ紙の質問に「阪神が勝っているから気分ええ。皆で奪い合って読む」と話すなど、持論の終末思想はどこ吹く風といった様子だ。