日本語のむずかしいところ(助詞について)④
日本語のむずかしいところは助詞にあると思います。助詞について(格助詞)
☆格助詞とは☆ 体言(主に主語)に付いてその文節がほかの文節に対してどんな
関係にあるのかを表す助詞。
が) 私 が 説明しに行く。 (「私が」の文節が主語であることを表す。)
コーヒ が 飲みたい。 (「飲みたい」の対象になるものを表す。)
を) 父が料理 を 作る。 (「作る」という動作の対象を表す。)
大きな車で山道 を 走る。 (「走る」という動作の行われる場所を表す。)
十時に東京 を 出る。 (「出る」という動作の出発点を表す。)
で) 試合を校庭 で 行う。 (「行う」場所を表す。)
授業は五時 で 終わる。 (「終わる」時間を表す。)
バス で 遠足に行く。 (「行く」手段を表す。)
地震 で 被害を受ける。 (「受ける」原因を表す。)
へ) 船は南 へ 向かう。 (「向かう」方向を表す。)
母 へ 贈り物をする。 (「(贈り物を)する」対象を表す。)
に) 母は庭 に いる。 (存在する場所を表す。)
三時 に 帰る。 (「帰る」時間を表す。)
子供 に 本を読み聞かせる。 (「読み聞かせる」という動作の対象を
表す。)
さみしさ に 泣く。 (「泣く」という動作の原因を表す。)
食事 に 出かける。 (「出かける」という動作の目的を表す・)
水がお湯 に なる。 (「なる」という動作の結果を表す。)
朝食はパン に 牛乳だ。 (「パン」と「牛乳」が並列の関係であることを 表す。)