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白雲弧飛、、、 [复制链接]

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离线翔飛
 
只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2004-07-08

1、<ダイアローグ>


二つの鏡が向き合い、音をたてて反射しあった。(?)


自分によく似た人に出合ったとき、私はそんな音をたてるだろう。(と、思う、、、)


、、、、、、


子供も大人も(男、女も)、鏡に映る自分を見るのが好きだ。映されようと夢中になり自分もまた鏡であることを忘れれば、人は静かな空間をもてあまし虚しさを覚える。(正しいかな~~)


、、、、、、


私は鏡だ。(変な~~)


光の届かない場所で働けずにいる者に手を差し伸べるのではなく、できる限り近くに自分を置く。そして同じ景色を観る。痛みは、誰かと共感できたなら気持ち良いものに変わるということ知っている。悲しみが減るのでも世界が変わるわけでもないが、私の中で反転された世界は確かに新しい景色に見えた。誰もが自分に似たものを探している。どんなに自分が嫌いであろうとも、自分に似たものなら愛せる。尊敬や憧れという感情には、愛が無い。然るに人が一生の中で最も愛すのは、世界で一番似ている人―――自分の子供。(正解?)


、、、、、、


私は子供だ。(僕はダメな子だ、、、)


正しい道を進んでると信じているから、途中で捨てたもの、あきらめたものを、犠牲だなんて思わない。(真理?)


、、、、、、


空が目を閉じる。(真っ黒だ、、、、、、)


。。。。。。

[em09]
本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。
离线翔飛
只看该作者 沙发  发表于: 2004-07-08

2、<歌う>

点と点をつなぐように          

線を描く指がなぞるのは

私の来た道それとも行先

線と線を結ぶ二人

やがてみんな海に辿り着き

ひとつになるから怖くないけれど

いくつもの河を流れ

わけも聞かずに

与えられた名前とともに

全てを受け入れるなんて

しなくていいよ

私たちの痛みが今 飛び立った

剣と剣がぶつかり合う音を

知る為に託された剣じゃないよ

そんな矛盾で誰を守れるの

何度も姿を変えて

私の前に舞い降りたあなたを

今日は探してる

どこでも受け入れられようと

しないでいいよ

自分らしさというツルギを皆授かった

時には流れを変えて

何も持たずに

与えられた名前とともに

全てを受け入れるなんて

しなくていいよ

潮風に向かい鳥たちが今飛び立った

。。。。。。

本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。
离线翔飛
只看该作者 板凳  发表于: 2004-07-08

3、<夢>



何回かな~、繰り返しの夢のことだよ、、、、、、僕は悲しみに打たれ、ベッドから動けずにいる、、、繰り返し見ているのに、夢のなかの感情は切りつけられたようにいつも鮮やかだ、、、、、、



、、、☆☆、、、〇〇、、、光、、、海、、、



、、、》》、、、##、、、鳥、、、凧、、、



、、、**、、、△△、、、注射器、、、大時計、、、



、、、@@、、、!!、、、熱い、、、



、、、シャシャシャ、、、



夢にはいきなり足音がある、、、、、、



僕は眠りの中で夢の足音を聞く、、、木製の床が軽くきしむ音だ、、、、、、



誰が近づいてくるかわかっている、だが夢からは逃げられないよ、、、、、、



最初に見えるのは女性の手、、、、、、夢のなかで一番鮮やかで、はっきり出てくるのはこの手なのだよ、、、、、、



ななめうえからおりてきた手が、もうしばらく九歳の僕の頰をはさむ。指先の冷たさが微熱をもった頬に心地いい~~、夢には体温がある。僕はその朝、風邪のせいで熱をだして、三年生のクラスを休んでいるはずだ、、、



母の声が聞こえる、、、、、、



「暗くなる前に帰ってくるから、おいしい蒸しパンも買ってくるわ~、あたたかくしていい子にしてね、、、」



寝巻き姿の僕の前に、よそいきの花色スーツを着た母がかがみこんでいる、いつものとおり軽少な化粧で描き直された温顔だ。ほほえみと目と口の端にこまかなしわが浮かぶ。優しげで心から愉快そうで、僕の大好きなしわだよ、、、、、、



「大丈夫?ヒくん」



(、、、いい、、、ああ、、、うう、、、)(―*―)



こたえてはいけない、、、僕は夢のなかで母に叫ぼうとする、、、無駄だった。夢は夢を見る人間のものではない。声にならない叫びはどこにも届かない。ひと言でいいよ~、声をかけたいよ~~、ここでうなずけば、何の変転があるだろう、、、



「、、、じゃね、、、」



夢の足音が玄関へ去っていく。終わってしまった。ドアが開き、外からか鍵をかける音がする。母はいってしまった、、、、、、



微笑みながら額をあわせ熱を確かめる母が、僕が見る最後の姿になる、、、、、、



。。。。。。



その夜、細雨が降ってきた、、、街が漆黒の闇に包まれるだろう、、、パン屋さんはやってるだろう、、、母は帰ってこないだろう、、、、、、



。。。。。。



代わりに僕と父が夜の病院にいくことになる、、、、、、もう息をしていない身体が、母のものかどうか確かめるために、、、、、、僕は霊安室で自分の涙の量におどろきながら、一晩中泣き続けるだろう、、、、、、三つの雪白な蒸しパンが母のかばんの中に冷たく硬かった、もういらないだろう、、、、、、#(*o*)#



(、、、カアサン、、、、、、)



。。。。。。



目を覚ますと僕の頬はいつも冷たい涙で濡れている、、、、、、



もう眠ることはないだろう、、、、、



眼覚めたまま迎える朝は、白雲弧飛~~~



今日は、お母さんの命日だ、、、、、、母へ線香をあげるだろう、、、、、、



(、、、お母さん、お元気ですか、、、僕、元気です、、、、、、)(_ _)



[此贴子已经被作者于2004-7-17 3:16:44编辑过]
本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。
离线翔飛
只看该作者 地板  发表于: 2004-09-23

4、<夢2>

とてもヘンな気持ちだ、、、、、、

ふわふわと闇に浮いている、、、、、、

上下も左右もなかった、空気の抜けた風船のように、妙な闇を漂っている、、、、、、

これは、もう何回って、、、ひさしぶりの飛ぶ夢だろう~~~

、、、、、、

そう思うだけで、身体はゆっくりと傾き始めた、、、、、、

足元には地平線の彼方まで続くゆるやかな山の稜線、、、、、、

夜の底は鮮やかな緑だった~~~

木々の梢は風に煽られて、海藻のようにうねっている、、、、、、

空には無数の星とガラス片で削った鏡面、、、、、、

夜空はこれほど眩しかっただろうか。

、、、、、、

投げ捨てられた宝石のように星たちは発光し、灰色の光りが星の隙間を埋めている、、、、、、

試しにすこしだけ空中を移動してみた、、、、、、

銀の線となり後方へ流れる星だ、わずかな空気抵抗さえ感じない、、、、、、

足を思いだし、思わず歓声をあげた~~~

夢のなかでなら、思いきり駆けることも、こうして飛ぶことも自由だ~~~

ジグザグを描き、冷たく冴える夜空に上昇し、ジェットコースターのようにひねりを加え、急降下してみる、、、、、、(↑、↓)~~~

山の斜面を覆う梢の葉先を、手の指先で点々と叩きながら、晩夏の夜を滑空する、、、、、、(=o=)~~~

夢の中では超能力でもあるのだろうか???

、、、、、、

指先で触れる一枚一枚の木の葉から、植物の感情がたっぷりと流れ込んできた、、、、、、

みずみずしい縁に命の力を溜めて晩夏を歌う声。(^0^)~~~

眠りを邪魔されて不機嫌な声。(~_~)~~~

急激に生長する若木の泡立つような歓びと苦痛。(^V^)+(*!*)~~~

何百回の夏を見つめてきた老木の静かな満足と諦め。(^~^)+(@x@)~~~

最初から、それは不思議な、けれども楽しい夢だった!!!

、、、、、、

あとに続いていく、何回何回だよ~、繰り返しの悲しく夢のことだ、、、、、、

闇にはいきなり足音がある、、、木製の床が軽くきしむ音だ、、、、、、

誰が近づいてくるかわかっている、、、だが闇からは逃げられないよ、、、、、、

まっさきに見えるのは女性の手、、、夢のなかで一番鮮やかで、はっきり出てくるのはこの手なのだよ、、、、、、

ななめうえからおりてきた手が、僕の髪をやさしく撫でるし、頰をはさむ、、、指先の冷たさが微熱をもった頬に心地いい~~~

母の声が聞こえる、、、、、、

「あああ、、、いいい、、、ううう、、、えええ、、、おおお、、、」~~~

???

寝巻き姿の僕の前に、よそいきの花色スーツを着た母がかがみこんでいる、、、いつものとおり軽少な化粧で描き直された温顔だ、、、ほほえみと目と口の端にこまかなしわが浮かぶ、、、優しげで心から愉快そうで、僕の大好きなしわだよ、、、、、、

「、、、abcd、、、大丈夫?ヒくん、、、☆#〃〇△、、、」

(、、、いい、、、ああ、、、うう、、、)~~~

こたえてはいけない、、、僕は闇のなかで母に叫ぼうとする、、、無駄だった、、、夢は夢を見る人間のものではない、、、声にならない叫びはどこにも届かない、、、ひと言でいいよ~、声をかけたいよ~~、ここでうなずけば、何の変転があるだろう、、、、、、

「、、、、、、 、、、、、、」

「、、、、、、 、、、、、、 、、、、、、」

「、、、じゃね、、、あたたかくしていい子にしてね、、、」

夢の足音が玄関へ去っていく、、、終わってしまった、、、ドアが開き、外からか鍵をかける音がする、、、母はいってしまった、、、、、、

、、、、、、

闇の中でお母さんに会ったよ、、、、、、

そこは少し暗く、あたたかで、たっぷりと濡れている、、、、、、

あとは、何処からの光の渦が柔らかに身体を取り巻く、全身を包みこんで、遥かな時間と空間の彼方にむかって翔飛していく、、、、、、

彼方には、お母さんはいるだろう、、、そして、絶対の安心感があふれているだろう、、、、、、

(~~~オカアサン~~~)

。。。。。。

激しい喉の渇きで目を覚まし、皮膚にはいつも薄く汗の膜がかかっている、、、、、

もう眠ることはないだろう、、、、、

起きて、ちょっと熱いシャワーを浴び、濡れたシャツを着替えた、、、冷蔵庫から2リットル入りの天然水をだして、一息で三分の一ほど空けてしまう、、、舌がしびれて甘がった、、、、、、

窓を開けて、外を見る、、、雪のように真っ白な雲がほの明るい曙の空を走っている、、、、、、白雲弧飛だ~~~(_ _)

今日も母に線香をあげるだろう、、、、、、

(、、、おはよう、、、お母さん、お元気ですか、、、、、、)

。。。。。。

本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。
离线翔飛
只看该作者 4楼 发表于: 2004-10-11

5、<歌>

遠い未来だった、、、

遠い国だった、、、

遠い想いだった、、、

遠い記憶だった、、、

あなたとは すっと前からきっと

巡り逢うために 愛を援けた

今までのことを全部話そう

明日からのことをもっと話そう

NEVER END NEVER END

私たちの未来は~~

NEVER END NEVER END

私たちの明日は~~

FANTASY 夢を見る

誰でも夢を見る

数えきれない

やさしさが支えてる

すっと奇跡だった、、、

すっと描いていた、、、

やっと解ってきた、、、

きっと大事なこと、、、

生きて行かなきゃ行けない 涙の日でも 

だけと強くなれない なられつづける

容赦なく時計は刻みつづける、

走る心さえ歩きつづける

NEVER END NEVER END

私たちの未来は~~

NEVER END NEVER END

私たちの明日は ~~

数えきれない やさしさが支えてる

忘れられない 思い出の風が吹く

NEVER END NEVER END

私たちの未来は~~

NEVER END NEVER END

私たちの明日は~~

。。。。。。

本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。
离线翔飛
只看该作者 5楼 发表于: 2004-10-11

6、<誕生>

そこには暗く、温かで、たっぷりと濡れていた、、、、、、

夢の続きかもしれない、一瞬恐怖に震えた。だか、何かとは違い、そこには絶対の安心感があふれていた。丸くなり手足を縮めて納まる場所はひどく狭く、身体にぴたりとあっていた。薄く強靭なゴムの皮膜で締め付けられるような圧迫感を全身に感じる、、、、、、

目を開けても、奥行きのないあたたかな闇が広がるだけだった、口のなかが何故か塩辛かった。舌の先で探ってみると、歯茎には一本も歯がなく、口腔内は生温い塩水でいっぱいだった、、、その不思議な香りをゆっくりと味わい、あたり前のように飲みだした、、、、、、

なにかが始まろうとしているだろう、、、肉の壁に圧迫されて、全身を激しい揺れは続いている、、、こんどの揺れはとまらないどころか、一段と激しさを増していくようだった、、、、、、

周期的に繰り返される收縮と振動が極限に達し、柔らかな頭蓋骨を押し潰しそうになったとき、包む肉質の袋のどこかが破れ、目のまえが暗い赤でいっぱいになった、、、

血だ!お母さんが大変なことになっているだろう、、、

陣痛の周期は分刻みから、秒単位に加速し、出産もすでに始まっている、、、

万力で締め上げられるような圧迫感のなか、幾ら時間が経過した、、、頭がようやく分娩室の空気にさらされる、、、しかし、肩と腕は狭い産道に引っかかったままで、身動きのとれない僕の目前では、あふれるように母の血液が揺れていた、、、頭に氷のような冷たさを感じると、金属の鉗子がしっかり頭盖骨を挟み込んだ、、、つぎの瞬間、誰かが力任せに僕を引っ張った、、、頭盖骨のきしむ音を聞き、舌に血と羊水の辛さを味わいながら、斜めにさがった左肩がゆっくりと関門を抜け、続いてずるりと右肩が滑り出て、ようやく肉のトンネルを通り抜けた、、、

記念すべ誕生の瞬間は、実に不愉快なものだった。

外の世界の第一印象は、圧迫的な眩しさと凍えるような寒さである、頭上の無影灯から正視できないほどの光の束が、敏感な肌に豪雨のように叩きつけてくる、、、顔をマスクで覆い、帽子に髪を押しこんだ青い制服姿の人間が、何人も僕を取り巻いていた、、、臍の緒が切られたときも、痛みはまるで感じなかった、、、

「赤ちゃんを頼む」、、、、、、

周囲の働きが、急に慌ただしくなった、、、僕を受け取った看護婦は、分娩台を離れ、新生児の身体を逆さにすると、背中を思いきり叩き始めた、、、安全な場所を追いだされた怒り、母体から切り離されたいらだち、極寒の目知らぬ世界への憎しみが、粘りつく喉をこじ開けてついに爆発した、、、僕は全身を震わせて泣いた、、、思いきり泣き声をあげ、そのまま世界が消滅することを願った、、、泣き声の合間をぬって、羊水で濡れている肺に初めての空気が流れ込んでくる、、、看護婦はステンレスの浴槽に汚物塗れの僕を浸け、消毒剤のタオルで全身の汚れを拭き取っていく、、、吸引器の管が騒がしい音をたて、鼻や口から痰と羊水を吸い取った、、、

光りに慣れない目を凝らし、僕は懸命に母を捜しみる、、、腰高のベッドに母は横たわり、下半身は青い布に隠されて見えなかった,,、しっかりとあわせた浴衣の襟元が汗で重そうに濡れていて、意識は失っているようだ、、、広い額に柔らかな前髪が張りついている、、、目の下には抉ったように隈ができ、暗い影が落ちていた、、、ふっくらとした唇は半分だけ開かれ、息をするたびに下顎がかすかに上下している、、、僕の母は美しい女性だったよ、、、

若い看護婦が僕を抱きあげると、母の枕元に立ち寄り優しく声をかけた、、、

「元気な男の子のお子さんですよ、とてもよくがんばってくれましたね、、、」

汗染みの広がる枕に沈む母の顔に、ほほえみが浮んだように見えた、、、その笑顔を僕はしっかりと受け取りました、、、一生忘れないだろう、、、、、、

(お母さん、ありがとう、、、)

  飛鳥 みゆき 長男・翔飛 19XX年・X月・X日 吉時吉分吉秒 3268g

                                 

本や音榮が僿の一番大事な友だちになった。仕事があまり忙しくなければ、部屋に一人で籠って、音榮を聴きながら、本ばかり読むようになった。周りの世界よりは、本の中の世界の方がずっと生き生きとしたものに感じられた。そこには僿が見たこともない景色が広がっていた。