寝覚の床(ねざめのとこ)は、長野県木曽郡上松町にあり、国の名勝に指定されている。
寝觉之床位于长野县木曾郡,指定为国家名胜。概要
概要木曽川の水流によって花崗岩が侵食されてできた自然地形である。1923年(大正12年)3月
7日に国の名勝に指定されている。かつては急流であったが、上流に設けられた木曽ダム(
1968年に運用開始)などにより水位が下がったために、水底で侵食され続けていた花崗岩
が現在は水面上にあらわれている。水の色はエメラルドグリーンである。
花岗岩因木曾川水流侵蚀而成的自然地形。1923年(大正12年)3月7日被指定为国家名胜。
曾是急流,因为上流设置的木曾水坝等水位下降,水底被持续侵蚀的花岗岩现在裸露出水面
。水色呈翡翠绿。寝覚の床の中央にある「浦島堂」は、浦島太郎が弁才天像を残したといわれている。
寝觉之床中央的“浦岛堂”据说是浦岛太郎留下的弁才天 像。周囲は公園として整備されている。また川沿いの高所を走るJR中央本線の列車の車窓から
も一望できる。
周围整顿成为公园。从沿线高处奔驰的JR中央本线列车车窗中能够一望到底。浦島太郎伝説
浦岛太郎传说 寝覚の床には、浦島太郎が竜宮城から帰ってきた後の伝説が残っている。
寝觉之床流传着浦岛太郎离开龙宫城之后的传说。浦島太郎は竜宮城から地上へ帰るが、まわりの風景は変わっており、知人もおらず、旅に
出ることにした。旅の途中、木曽川の風景の美しい里にたどり着き、竜宮の美しさを思い
出し、乙姫にもらった玉手箱をあけた。玉手箱からは白煙が出て、白髪の翁になってしま
う。浦島太郎には、今までの出来事がまるで「夢」であったかのように思われ、目が覚め
たかのように思われた。このことから、この里を「寝覚め」、岩が床のようであったこと
から「床」、すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったという。
浦岛太郎离开龙宫城回到了陆地上,但是周围的风景都发生了改变,没有了认识的人,于是
决定旅行。旅途中,来到了木曾川风景秀美的地方,想起了龙宫的美好,打开了公主给他的
宝箱。从宝箱中飘出一团白烟,浦岛太郎就变成了白发老翁。对浦岛太郎而言至今发生的事
情就像一个梦,梦醒了。因此将这里称之为“寝觉”,岩石就像床一样,所以称之为寝觉之
床。周辺
木曽川
国道19号
木曽路美術館
寝覚ノ床美術公園
中央本線
周边
木曾川
国道19号
木曾路美术馆
寝觉之床美术公园
中央本线