音読みは、中国語の発音が日本で変化したものです。
例)野 ye → ya、球 qiu → kyu、台 tai → dai
訓読みは、中国語の発音とは関係なく、中国語の意味に近い日本の固有語を漢字に当てはめたものです。
例)所 suo → sho(音読み)、tokoro(訓読み)
台所(だいどころ)は、音読み+訓読みの組み合わせです。
通常、熟語は音読みの組み合わせですが、時々、こういう場合もあります。
音読み+訓読みを、重箱(じゅうばこ)読み、
訓読み+音読みを、湯桶(ゆとう)読みと言います。
台所は重箱読みの1例です。