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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(168) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2011-11-29

Ⅵ(16)
  東京タワーがまっすぐに見える三田のワンルームマンションにwが部屋を借り、そこを基地のように使って仕事場にした。次第に集まる人も増え、表参道に仕事場を移した。
三田の時も、表参道の仕事場でも、ボクは毎日そこに泊まった。女と遊ぶでもなく、酒を飲むでもない。さんざんなまけてきた反動なのか、仕事がなくても仕事場に残って絵を描き、字を書いた。
じきに、基地として借りていた仕事場は解散することになり、ボクとえのもとは都立大学のアパートを引っ越すことにした。
方南町にある期限付きの一軒家を借りた。期限付き物件のため、礼金や敷金(しききん)が安かったのだ。一階をボクとえのもとの仕事場と居間に。二階のひと部屋ずつを使って暮らした。もう、立体交差して寝なくてもいい。
電気がついて、ガスが出て、電話が鳴ってクソが流せる。そんな家に住むのも久しぶりだ。少しずつ、マシになってる。そんな気がしていた。
オカンは姉妹でよく旅行に出かけていた。年に一度は姉妹で旅に行くのがみんなの楽しみだったようだ。
"首のあたりがなにかクリクリする"とオカンが言い出したのは姉妹で別府に旅行した時だったという。
帰ったら病院に行きなさいと姉さんたちに言われ、町の医者に診察してもらったところすぐに九州大学の大学病院を紹介された。
オカンから電話があったのは九大に通いだしてからしばらく経った頃だった。
「オカンね、ガンになったんよ」
あまりにも普通口でそう言った。
「どこが悪いん……?」
「甲状腺のガンなんよ」
「それ、治るん……?」
「心配せんでよか。命に別条はないちやけん」
オカンのガン告知を知らされて胸が一瞬、ぎゅうっと握り潰されたような気分になったが、オカンのなんでもなさそうな素振りに、さほど深刻なことではないような気にさせられた。
「手術するん?」
「するんよ。甲状腺と声帯の方にも少しできとるみたいなんよ。手術は甲状腺の方だけで声帯の方は取らん。それを取ったら、声が出らんごとなってしまうけん」


在能方便地看清东京塔的三田,W借了一套公寓,把那里当成工作基地。紧接着聚集的人多了,把工作地点搬到了参拜道路附近。
别管是我在三田的时候还是在参拜道的时候,我每天都住在那一个地方。不和女的出去玩,也不喝酒。慢慢地转变过来。即便是没有工作也留在工作地点,开展绘画、写字。
刚刚作为基地的工作场所解散之后,我和夏本搬到了都立大学的公寓。
在方南街租了一套有期限的公寓。因为是带期限的房子,所以房租和押金都很便宜。把一层当作我和夏本的工作地点,只用二层一间房子过日常生活。这样立体交叉使用空间也不错。
有了电器,有了天然气,电话响了,大便也能冲走了。在那样的房子里住了很久。稍微有了进步。也有了那样的生活气氛。
母亲和姐妹们经常出去旅行。每年一次姐妹们出去旅行,是大家很高兴的事情。
“脖子的附近,为什么这么光滑?”母亲说出这话的时候是正在别府旅游。
旅游回来之后姐妹们劝她到医院去看看,在街道医院的医生看过之后,马上介绍给九州大学医院。
母亲来电话,是在九州大学医院看过之后打过来的。
“母亲,患癌症了。”
还是用很平常的语调说。
“什么地方那么严重?”
“甲状腺癌。”
“那个能治疗吗?”
“不必担心,不会严重到要命的。”
在知道母亲患癌症的那一瞬间,胸口一下子紧张起来。也让人感觉到母亲像是什么也没有发生的那样,发生的事情并没有那样深刻。
“要手术吗?”
“是要做手术。看起来就在甲状腺和声带附近。虽然只是甲状腺有问题,但也要把声带摘下来。摘下来之后就不能发声了。”
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2011-11-29
自己的生活习惯和工作方式刚刚好转过来,生活也有了规律。就在这个时候,妈妈却得病了。