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[台词脚本]『東京タワー』の翻訳(84) [复制链接]

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离线yamoli66
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2011-03-31
Ⅲ(12)

この伝統と呼ばれている説教も、長年受け継がれているだけあって、肉体的にも精神的にも厳しさは完成されていた。その足の痛みに耐えながらも、次は精神的に責めてくるからたまらない。
全員、眼をつむらされ、電気も暗くしてどの先輩が殴ったかはわからなくしてある。
殴りながら、バットの挟まった膝の上に座らせて、好きな子の名前を大声で叫んでみろと言う。
「まだ、いません!!」。そう言った同級生にエロいことで有名な先輩が怒鳴った。
「処女がいいとか、膜の破れとるとがいいとか言うてみい!!」
「わかりません!!」
数ヶ月前までザリガニやカブト虫と遊んでいた小学生なのである。そういうアダルトなことを言われると、更に恐ろしい気がした。
部室の外から聞こえる雨音。下級生は全員顔が腫れるまでビンタされ、みんな最後は泣いた。いや、全員泣くまで帰してもらえなかった。
顧問の先生も当然この伝統行事は承知の上で、ボクらが鼻血を出しながら下校していると「おう、今日は説教されよったんかぁ」と半笑いで言う。
"オマエの息子に殴られよったんや!!"。ボクらは心の中で訴えた。この顧問の先生の息子が、三年生にいたからである。補欠のくせに説教だけは四番バッターの嫌な息子だった。
家に帰るとオカンはボクの腫れあがった顔を覗き込み言った。
「あんた、顔が腫れとるばい」
「……」
「先輩にシメられたんやろ?」
「……」
「よかよか。男は少々(しょうしょう)鍛えられた方がよかたい」
オカンにどうしてほしいとも思っていなかったが、納得はしなかった。

长年承受着这样被称作传统的说教,从肉体上精神上接受着严酷的洗礼。一边忍受着腿足的疼痛,接着就是实在承受不了精神上的折磨。
全体都要闭上眼睛,关掉电灯,这也就不明白是哪一位老队员殴打的。
一边打着一边让老队员坐到夹着棒球的膝盖上,还说:大声说出所喜欢的女孩子的名字。
“现在还没有!!”同年级的同学说了这句话。因色情故事而有名的老队员怒吼着说:
“说一说是处女好还是破了膜的好?”
“不明白!!”
在几个月前还是和大头虾、独角仙玩的小学生。若说了那些成人的事情,会更加感觉到可怕。
听到了队部外下雨的声音。低年级的同学全体要被打到脸肿,最后大家都哭了。可是到了大家都哭了也不允许回去。
顾问老师当然也知道这样的传统办法。我们留着鼻血往外走时,就半笑着说:“嗯,今天又被说教了。”
“是被你的儿子殴打了!!”我在心中这样说。这位顾问的老师的儿子是三年级的学生。因为是候补队员只会说教,是第四名击球手,是令人讨厌的儿子。
回到家里母亲仔细地看我肿胀的脸,说:
“你的脸,肿着吧。”
“……”
“是被上年级同学打的吧。”
“……”
“没关系,没关系。男同学还是锻炼一点为好。”
虽然对母亲也没有抱有多大关心的希望,但真让人难以理解。
离线yamoli66

只看该作者 沙发  发表于: 2011-03-31
训练棒球是那样的残酷,还带有成人教育的内容。
离线yamoli66

只看该作者 板凳  发表于: 2011-03-31
出差两个星期,今天回来了。