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yamoli66 2012-06-02 15:41

『東京タワー』の翻訳(267)


Ⅸ(12)

そしてボクはそのまま、次の日の朝までオカンの蒲団でぐっすりと眠った、今まで、死んでる人に触ったことがなかったけれど、別になんにも怖いことなんてないんだな……そんなことを考えながら抱きついて寝た。
葬儀は内々に済ませたいとbjに伝えていたのだが、それを聞いた近所の福田社長からなにを言ってるんだ、こういうことは関係各位の皆々様にしかるべき連絡することが筋なのであり、そもそも冠婚葬祭というものはだな……と一喝されてしまい、ではまぁそのように……という風向きになった。
なにしろ経験のないことずくめで、諸先輩方、葬儀社の方の話に頷くしかない。
とはいえ、ボクなりにもなにかオカンらしいことをしてあげたかった。
会葬案内状はボクが手書きしたものに挿絵も入れて自分たちでコピーすることにした。東京タワーと百合の絵を描いた。大きな紙に複写して、えのもとやホセたちが一枚ずつカッターで切り出していった。
料理も仕出しのものだけではなく、手作りのもてなしをしたかった。
デザイナーの藤川の妻である栄哩は料理上手で、笹塚に遊びに来た時もオカンと一緒に料理を作り「栄哩さんは料理上手やねぇ。野菜も端っこまで捨てんと、ちゃんと使いよるけん」とオカンのお墨付きであったので、ボクは栄哩に通夜の料理を作ってくれないかとお願いをした。
藤川はオカンの写真を使ってポスターをデザインしてくれた。その一枚だけのポスター印刷は、代官山の印刷屋の社長が無料でやってくれるという。
みんなの協力で通夜の準備が始まった。朝から祭壇の組み立てが始まり中央に用意された遺影が祭られると、その周りを注文通りにたくさんの白百合が花園(はなぞの)のように飾られた。
それまでの二日間は、オカンはずっと和室の蒲団に寝ていたのだけど、通夜の日になると、オカンの身体は棺桶に入れられた。
蒲団で横になっている間は、なにか突然にでも目を醒ましそうな気がしていたけど、狭い棺桶に入れられたオカンを見た途端、急に淋しさがこみ上げてきた。


接着我就一直那样在母亲的被窝里躺着睡到第二天的早上。至今还没有接触过死人,也没有其他什么可怕的事情。一边考虑着那些事而抱着继续睡。
仪式要在家里面举行,BJ是从附近的福田社长那里听到这些的,很关键的是要和相关的各位联系,那个仪式只要大喝一声就开始了,所有都转向这个方向。
各晚辈清一色的根本就没有这些经验,也只能听主持仪式的人的话了。
虽说是那样,但我还是想为母亲做些什么。
在举行仪式的通知书上还让我加插图,然后我们自己再复印。在那上面加上东京塔和百合花画面,扩印到了一张大纸上,夏本和ホセ他们用刀子一张一张地切开。
在吃的方面也并不是全都从外面购买,而是通过做饭来招待大家。
设计师藤川的夫人荣里是做饭的高手,以前到笹塚去玩的时候,和母亲一起来做饭。“荣里的厨师水平高,连菜的根尖都舍不得扔,全都能用到好处。”很有母亲所做的味道。所以我就哀求荣里,希望她能做通宵的饭。
藤川用母亲的照片制作出广告,这一张的画报,全由代官山的社长给免费印制。
大家同心协力开始通宵的准备。从早上开始准备起来,在祭坛的中央有装饰好的遗影,在其周围有很多百合花装饰成花园那样。
在这两天里,母亲一直躺在卧室里睡着,到了通宵那天才被放到棺材里。
把被子揭开放到旁边的时候,突然感觉到母亲睁开了眼。看到放在狭窄棺材的母亲的瞬间,急切的凄凉感涌上我的心头。

yamoli66 2012-06-02 15:45
举行母亲的葬礼,是那样的隆重,也是那样的繁琐。伙伴们同心协力,各自尽职行动起来。


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