先日北京市の六里橋へ向かう901路バス内で、若い乗務員の女性が乗客の切符
を確認しようとすると、二度にわたって唾をかけられるという侮辱を受けた。
彼女によれば、バスが終点駅に近づいた際彼女が乗客のチケットの確認を行なう
と、一人の若者がそれを「自分に対する侮辱」といって拒否した。しかし彼女が
丁寧に協力をお願いすると、彼はいやいやチケットを取り出し、チケットに唾を
吐き掛けた後、それを彼女に擦り付けた。また更に下車した後に今度は窓越しに
唾を吐きかけてきた。
しかしこの間、彼女は言い返したり、手を出したりせず、黙って涙を流しながら
体に付いた唾をふき取っていた。
その場に居合わせた乗客は、その一部始終をバス会社に報告すると、上司らは彼
女に対し「侮辱賞」の授与をするよう政府機関に申請した。
中国の経済発展に伴い、国民の個人個人の意識レベルをあげる
必要があると思いますね。
変わりにバス会社の仕事体制も変えて欲しいな。
俺だって怒っていたんだよ。終点に近づくとみんなにチケットを見せろと、もしその間捨てちゃったら、もう一回買わないといけないわけ?問題を起こす側に責任がある反面、問題を起こすようにした会社側にも責任があると思う。