论坛风格切换切换到宽版
  • 913阅读
  • 0回复

[天生人语]2008年06月07日(金曜日)付 阿依奴族 [复制链接]

上一主题 下一主题
离线achan125
 

只看楼主 倒序阅读 使用道具 楼主  发表于: 2008-06-07
〈その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました〉。85年前に初版が出た『アイヌ神謡集』の序は、そう始まる。編訳者の知里(ちり)幸恵(ゆきえ)は自分たちを「亡(ほろ)びゆくもの」と呼び、文化の一端でも残そうと病身にむち打った
“从前广的北海道就是我祖先的自由天地”,85年前在第一版出版的《阿依奴神集》的序言中这么开头道。编译者知里幸惠自称自己的民族“走向亡的民族”,但她以即使是能保留下文化的一部分的愿望鞭策自己的病躯。

彼女は母語と和語を自在に操る天才少女だった。見いだし、導いたのは言語学者の金田一京助だ。南の文明に脅かされる同胞(ウタリ)が「進みゆく世と歩をならべる日」を夢に見て、幸恵は19歳で逝く。本は間に合わなかった
她是一位能自由地熟使用母与和的天才少女。言学家金田一京助发现了她的才能、并指她。幸惠梦想受到南方文明威的同胞能“有一天跟上世界进步伐”。幸惠逝于19,没有等到的出版。

アイヌを列島北部の先住民族と認める国会決議が、きのう全会一致で採択された。〈多数のアイヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされた〉。その権利を守る政策をさらに進めるよう、政府に求めている
昨日,国会决全体一致通:承阿依奴族北部的土著民族。(多数阿依奴人在法律上是地位平等的国民,但却受到差待遇,被逼上贫穷的道路)。因此要求政府保阿依奴人的力,进这一政策。

つい11年前まで、アイヌを旧土人と呼ぶ法律があった。土着の史実を認めていたも同じだ。先住民族の権利を尊ぶ国際的な流れにならえば、「歩をならべる」べきは世の中の方で、決議もその一歩となる
于在11年前,法律上将阿依奴称旧土人。同也承了土著的史顺应世界潮流、尊重土著民族的力,在个本齐头”的世一决迈进了一

異なる文化や習慣が出会うことで、社会は厚みを増す。反対に「単一民族」の虚構は、妙な思い上がりに化けかねない。すべては多様性を認め合うことから始まる
不同文化、俗的碰撞会增加社会的底。相反地,妄想“一民族”很可能会致畸形的民族优势自大情。所有的就从承民族多始吧。

〈銀の滴(しずく)降る降るまわりに、金の滴降る降るまわりに〉。フクロウの神(カムイ)は、そう歌いながら飛ぶ。「神謡集」冒頭の一編だ。神は金持ちの子らが放つ金の矢をよけ、貧しい子の木の矢にわざと射られる。大自然と折り合い、漁猟や耕作にいそしむ心優しき民。幸恵が伝えようとした、先住民族の生活や精神に学びたい。
水滴下啊、下啊、洒大地,金水滴下啊、下啊、洒大地”,神吟唱着翔着。是《神集》的开头篇。神故意避孩子所放的金箭,而让穷孩子的木箭射中。幸惠们传达出这样一副画卷:与大自然和,忙碌着捕、狩、耕作、心地善良的人民。也是我需要向土著居民所要学的生活方式和精神内容。


[img]○[img]新闻背景[img]
[img]<[img]6[img]月[img]6[img]日[img] NHK news[img]>[img]
[img]アイヌ民族を日本の先住民族として認めることを政府に求める国会決議が、衆参両院の本会議でいずれも全会一致で採択され、町村官房長官は「アイヌ民族が先住民族であるとの認識のもとに、総合的な施策の確立に取り組みたい」と述べました。[img]

[img]○[img]名词解说[img]

[img]①[img]知里
[img]幸恵[img]
[img]知里
[img]幸恵(ちり
[img]ゆきえ、[img]1903[img]年[img]6[img]月[img]8[img]日[img] - 1922918)は北海道登別市出身のアイヌで『アイヌ神謡集』の著者。
[img]祖母がユーカラクル(ユーカラを謡う人の意)であった知里幸恵は、アイヌ語に堪能で、失われつつあるアイヌの文化を後世に伝えるべく『アイヌ神謡集』を書き上げたが、心臓病のため、[img]19[img]歳の若さで死去。弟に言語学者の知里真志保がいる。金田一京助のユーカラ研究にも祖母や母と一緒に協力し、多大な貢献をした。[img]

[img]②[img]金田一
[img]京助[img]
[img]金田一
[img]京助(きんだいち
[img]きょうすけ、[img]1882[img]年(明治[img]15[img]年)[img]5[img]月[img]5[img]日[img] - 1971[img]年(昭和[img]46[img]年)[img]11[img]月[img]14[img]日[img])は、アイヌ語研究で知られる日本の言語学者、民俗学者。國學院大學教授を経て東京帝国大学教授、國學院大學名誉教授。日本学士院会員。東京帝国大学より文学博士号授与。[img]文化勲章受章、従三位勲一等。盛岡市名誉市民。[img]
[img]岩手県盛岡市四ツ家町(現本町通二丁目)出身。[img] 1954[img]年に文化勲章を受章。アイヌ研究の第一人者として知られる。[img]
[img]石川啄木の親友であったことでも知られる。[img]

[img]③[img]阿伊努人[img]
[img]阿伊努人(日語:アイヌ[img] Ainu[img]),或翻譯成愛努人、愛奴人、阿衣奴人,是居住在庫頁島和北海道的原住民[img]1[img]。在阿伊努語中,「阿伊努」是「人」的意思。在今天,很多阿伊努人不喜歡「阿伊努」這個稱謂,而希望人們稱他們為「ウタリ」[img]([img]日語羅馬拼音:[img]Utari[img],音烏塔利,阿伊努語中「夥伴」的意思[img])[img]。在官方的正式文獻中,則「阿伊努」和「烏塔利」這兩種稱呼都可以被找到。[img]
[img]歷史上,阿伊努人也曾經在日本本州的北部、俄羅斯的庫頁島、千島群島、以及堪察加半島居住過。根據北海道政府在[img]1984[img]年進行的調查資料,當時在北海道有[img]24,381[img]個阿伊努人。不過,由於一般日本人對原住民的族群歧視以及污名化現象,很多阿伊努人會傾向隱藏他們自己的族群性,或者就根本就不知道自己的族源,因此,現存阿伊努人比較精確的人口數目很難加以得知[img](The Ainu Museum nd)[img]。[img]

[img]④[img]アイヌ神謡集[img]
[img]アイヌ神謡集(あいぬしんようしゅう)は、知里幸恵が編纂[img]?[img]翻訳したアイヌの神謡(カムイユカラ)集。[img]
1920
[img]年[img]11[img]月、知里幸恵が[img]17[img]歳の時に、金田一京助に勧められて幼い頃から祖母モナシノウクや叔母の金成マツより聞いていた「カムイユカラ」を金田一から送られてきたノートにアイヌ語で記し始める。翌年、そのノートを金田一京助に送る。[img]1922[img]年に『アイヌ神謡集』の草稿執筆を開始。金田一の勧めにより同年[img]5[img]月に上京。金田一家で『アイヌ神謡集』の原稿を書き終える。校正も済ませ後は発行するだけの状態にまでに仕上げたが、同年[img]9[img]月[img]18[img]日、心臓麻痺により急逝。翌年の[img]1923[img]年に金田一の尽力によって『アイヌ神謡集』を上梓し、郷土研究社から発行された。[img]

[img]⑤[img]カムイの大地の物語[img]
[img]对于文中枭神被箭射中的一段,以下是涉及这个神话的脚本的第六部分,文中提到「フクロウの神(カムイ)は、そう歌いながら飛ぶ。神は金持ちの子らが放つ金の矢をよけ、貧しい子の木の矢にわざと射られる。[img]」的场景,请参考。语言简单,但是很优美。[img]
[img]///////////////////////////////////////////////////////////////////////////
[img]長い 長い 昔話をいたしましょう。[img]
[img]遠い 遠い 北の大地に いくつもの時代をこえて生きてきた アイヌの人々のお話です。 [img]

[img]一、黎明 (天地創造のお話)[img] --[img]略   [img]
[img]二、曙光[img] ([img]人類創生のお話)[img] --[img]略[img]
[img]三、海馬[img]([img]トド[img])[img]とアイヌの男の話[img] --[img]略[img]
[img]四、醜い鳥にされた兄弟の話[img] --[img]略[img]
[img]五、コロボックルのお話)[img] --[img]略 [img]

[img]六、
[img]フクロウの神の話[img]

[img]私は 森に住む フクロウの神です。[img]
[img]ある日のこと 私は[img]
[img]   「金の滴(しずく)降る降るまわりに 銀の滴降る降るまわりに」[img]
[img]と 歌いながら 大きく 大きく 空を舞い[img]
[img]アイヌの村を 見下ろしました。[img]
[img]すると お金持ちの子供たちが 私を見て言います。[img]
[img]「美しい鳥よ 神の鳥よ[img]
[img]   あの鳥を 真っ先に射落としたものこそ[img]
[img]   この国の 英雄だぞ」[img]
[img]お金持ちの子供たちは 金の弓に金の矢で 私をねらいます。[img]
[img]私は ほーっ ほーっ と 飛びながら 矢をかわします。[img]
[img]すると 子供たちの中に一人 上品な様子で[img]
[img]でも 身なりの貧しい男の子が 木の弓木の矢で 私をねらいます。[img]
[img]それを見て お金持ちの子供たちが 笑いながら言います。[img]
[img]   「金の弓矢でも 射落とせない 神の鳥を[img]
[img]   どうして 木の弓矢で 射落とせるものか」[img]
[img]私は 上品だけど貧しい男の子が とても 気の毒になって[img]
[img]男の子の放った木の矢を 私の胸に受けました。[img]
[img]くるくる くるくる と 私は地面に落ち[img]
[img]すぐに 木の弓矢を持つ男の子の 胸の中に抱かれました。[img]
[img]男の子は私を 大切に 大切に 自分の家に連れ帰ると[img]
[img]そこには貧しいけれど
[img] とても とても 上品なおじいさんと[img]
[img]おばあさんがいて 私を見て びっくりして言います。[img]
[img]   「美しい鳥よ 神の鳥よ [img]
[img]   こんな粗末なわが家に ようこそおいで下さいました。[img]
[img]   昔は お金も力もありましたが[img]
[img]今は この通りの貧乏です。[img]
[img]   でも今宵は フクロウの神様をお泊めして[img]
[img]明日は 簡単ですがお祀りをして[img]
[img]   神の国にお送りしましょう」[img]
[img]そして 私を前に 何度も 何度も お参りをすると[img]
[img]おばあさんは 朝日を迎える窓の下に[img]
[img]そーっと 私を置いてくれました。[img]
[img]それから 家の人たちは すぐに 眠ってしまいました。[img]
[img]私は一人 真夜中に起き上がるとr[img]
[img]   「金の滴降る降るまわりに 銀の滴降る降るまわりに」[img]
[img]と 歌いながら 部屋の中を 右に
[img]左に 舞いました。[img]
[img]すると 私が羽ばたきするたびに[img]
[img]美しい宝物 神様の宝物が [img]
[img]きらきら きらきら 降ってきて[img]
[img]貧しい家の中を 一杯にしました。[img]
[img]そして もう一度 羽ばたきして舞うと [img]
[img]この小さく粗末な家を 大きな立派な家に 変えてしまいました。[img]

[img]夜が明けて 家の人たちは起き上がると
[img] [img]
[img]家の中の変わった様子に 腰をぬかして 私に言います。[img]
[img]   「美しい鳥よ 神の鳥よ[img]
[img]運が悪く 貧しかった私たちに こんなお恵みを[img]
[img]   心から感謝します」[img]
[img]おじいさんは 私をきれいに飾り付け[img]
[img]おばあさんは お酒を造って並べ[img]
[img]村中の人たちを 招待して[img]
[img]何日も 何日も 宴を開きました。[img]
[img]いつも 威張っていた お金持ちの人たちも[img]
[img]もう誰も 上品でも貧しかった人たちを[img]
[img]馬鹿にすることはできません。[img]
[img]私は ほーっ と 一声鳴くと[img]
[img]神の国に 私の家に 帰って行きました。[img]
[img]今でも アイヌの村を 遠く眺めると[img]
[img]みんな仲良く
[img]穏やかです。[img]
[img]いつでも 新しいお酒が出来た時には[img]
[img]私にも 送ってくれるのです。[img]

[img]私は フクロウの神 コタンコロカムイ
[img]です。[img]
[img]今でもこうして 空を舞いながら[img]
[img]アイヌの人たちを見守り[img]
[img]この広い大地を アイヌモシリを 守っています。
fzc_8212@hotmail.com