■■第7回　やっぱり波乱！？私のオリンピックチケット予約■■

　 待ちに待った北京オリンピックのチケット2次販売。早いもの勝ち方式で1時間でシステムがダウンし、中断した10月のチケット販売の反省から、以下の点が変更となった。 　●早い者勝ちでなく、抽選方式 　●一人8枚、2種目までの購入　一人8枚、2種目までというのはかなりきつい変更だけど、13億人を抱える国で抽選率を上げるためにはやむを得ないのかもしれない。 　12月10日から始まったチケット予約だったが、また私は第1日目を忘れていた。しかし今度は慌てることはない。抽選方式なので昨日申し込もうが、今日申し込もうが期間内なら同じ。10日の夜にニュースで聞いて、「そうそう、チケット！」と思い出したのだった。さすがにオリンピックのチケットのことだけ考えて生きてられない。私も忙しいのだ。でも10日は前回のようなネットの混乱はなかった。 　そして、11日の朝、北京オリンピック公式サイトの英語ページへはすんなりアクセスできた。まずは個人登録から。チケットが購入できる外国人は半年以上のビザがあることが条件だ。私はすでに残存期間が半年ないが、年明けに更新するので、とりあえず手続きを進めてみる。パスポートナンバーを入れる項目があるだけで、ビザの種類や番号などは入れる必要はなかった。 　個人登録を終えるといよいよチケットのオーダーのページだ。2種目しか選べないので本当に迷う。いろいろ見たいところだけれど、やっぱり野球の決勝戦。もちろん日本が決勝に出られるだろうという想定。自分自身でもバカだと思うが、もう1種目もすごく悩んだ挙句やっぱり野球の準決勝。ここでまた悩む。準決勝は2試合あるので、どちらかを選ばなければならない。午後の試合か夜か、こればかりはわからない。結局自分自身が暑い中観戦するのはいやだという単純な考えだけを優先させ、夜のゲームを選んだ。 　これ以上買えないのが本当に残念！

　そして会計をクレジットカードで済ませると、「Congratulations!」というページが出てきた。あれあれ、抽選ではなかった？と思いよく読むと、オーダーが通ったというだけでまだ買えたわけではないことがわかった。 　とりあえず、すぐに確認書がメールで送られてきて安心した。　しかし、抽選落ちしたら・・・と考えると不安。おっちょこちょいだと言われようが、何としても見たい星野ジャパンの胴上げ。そうだ、子どもの名前でオーダーすればいいんだ！確か未成年者がオーダーしてはいけないとは書いてなかったはずだ。 　早速子どもの名前で個人登録する。その時、ふと気づいてしまった。私の個人登録の氏名欄の苗字と名前を逆に入力したのでは・・・。確かそう、逆に入れてしまった。名前など逆に入れてもエラーなんて上がるわけがない。　「あー、どうしよう！」と思いつつ、まずは子どもの個人登録を済ませ、チケットをオーダーするため試合を選ぶ。ひとつは野球の決勝戦。もう一つは子どもの希望でWater cube – 水立方での水泳競技だ。もちろん試合も見たいが、私もあのアワアワの建物の中に入ってみたい。　競技を選んで支払いのページに行き、私のクレジットカードで払えるか試してみるが、やはり申請者本人のカードでないと通らない。当然と言えば当然。あ