第4回 夏の水着、総まとめ ~上海の水着事情(後編)~
上海っ娘御用達の水着売り場
>>前編はコチラ仕事で数人の上海っ娘へ旅行について取材しているときのこと。この数年、中国では旅行熱が高まり、香港方面のリゾートの島やグアム、サイパン、バリ、プーケットといった人気の海外のリゾート地も人気だ。行き先にも興味があるけれど、海辺のリゾートへの旅支度といえば、真っ先に思い浮かぶのは水着である。上海の女の子たちはどこで調達しているのだろう。
久光百貨店の水着広告。期間中は「STUDIO J」という特設コーナーが設けられる
人気はベーシック & シンプル
上海っ娘への取材を通して、プールやスポーツクラブだけではない、リゾートなどの遊び仕様としての水着の需要があることを知ったら、次に気になるのが、どんな水着がウケているかということだ。彼女たちのあいだで、水着が充実していると評判の久光百貨店へ、早速、取材を試みた。
「安莉芳(エンブリーフォーム)」は、もともと肌着メーカー。コンサバでベーシックだとしてもカッティングでスタイルをよく見せたり、女らしいシルエットに仕上げているが人気の秘密といえよう
「HAOSHA」は20~30歳が購買層。今年は白、黒、オレンジなどの単色使いが目立ったデザイン。シンプルでも、太陽の日差しに映える
ほかにも、日本のテイストのものやトレンドの強いラインナップの「San-ai」、花柄や原色使いを得意とするローカルブランド「MIRACLE」といったラインナップが、ここでは主力ブランドだ。価格帯はインポートで600元~または1500元~。ローカルなら300~500元である。テイストも値段も幅広

