再次偶然发现了自己感兴趣的文章。运气真好。转过来以后慢慢欣赏。。。嘿嘿。
筆者紹介
石川リエ'72年生まれの東京育ち。’98年より女性誌でファッションライターとしてページ作り及び執筆を担当。犬・クルマ雑誌にコラムや旅行記を寄稿する。’05年秋、結婚を機に上海へ移住。初めての中国で、様々なインフラやカルチャーショックを受けながらも、クルマ生活から電車とバスを乗りこなすスロ～ライフへあっさり転向し、気分はすっかりシャンハイニーズに。そしてこの春、ライター活動を再開。
第1回 劇的ビフォーアフター ～上海ファッション事情～
はじめに
アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストリア、ギリシャ、トルコ、ネパール、インド……これまで色々な国に行ったことはあったけれど、近くて遠かった中国、上海に現在ワタシは住んでいる。
大学院で日本文学を勉強しながらアルバイト感覚で始めたファッションライターというお仕事。ひとりでコツコツ研究するのもいいけれど、みんなで創りあげるというのは格別で、あっさり、象牙の塔を飛び出したのが20代半ば。そこからコロコロ転がって、ファッションだけでなく、ついには犬やクルマにまでフィールドを広げ、好きなことを好きなだけやってきた。東京のど真ん中で育ち、代官山、青山、表参道、六本木をすいすい泳ぎ、一日いくつもの出版社を駆け回り、打ち合わせ、撮影、入稿作業をこなして、平均睡眠4～5時間という毎日を過ごしてきた。
そして気づくと30代。例に洩れず、まわりを見渡せば既婚者ばかり。いい男なんて、み～んな結婚している。はてさて、どうしたものか。女ばかりがつるんで結束を固めたりなんかして、「ひとりで生きていけるのよ」なんて思っていたわけではないけれど、「ひとりで生きていくことになるのかも」なんて思っていたのが一年前。恋に破れた友達を励まして、“姐さん”“兄さん”とも言われるようになっていた。そんなある日、人生の伴侶に出会った。上海行きが決まっていた彼に、姐さん風を吹かせ、鼓舞していたのに。3ヵ月後には結婚し、海の向こうへのお供の者となっていた。そんな風にしてワタシの上海生活が始まったのである。
ヒール靴なんて要らない!?華奢なヒールサンダル、ウエッジソール、そして素足に履きたいラウンドトゥのフラットシューズなど、これからの季節の足元の主役が勢揃い。この日、店内では、スラッと美人のお姉さん二人がサンダルを物色中でした。（襄陽路と新楽路の交差点近くにて）
ファッション誌で仕事をしていると、スタイリストさんがコーディネートに使うために借りてくる商品で、気に入ったのがあった場合、スタッフは“お買い取り”することが可能だ。上海に渡る２ヶ月前、いよいよ日本で最後の撮影の日