リニアの終点でもあったり、また地下鉄2号線の乗り換え駅でもある竜陽路地下鉄駅は、タクシーがたくさん客待ちをしているエリアでもあるが、外国人をターゲットにしたタクシー恐喝事件が最近多数発生しており、注意が必要だ。 『新民晩報』の報道では、2008年1月11日に竜陽路駅からタクシー乗り場でタクシーに乗った日本人女性の車に、乗車直後さらに別の男性がタクシーに乗り込み、目的地の浦東新区のホテルに到着した。その後、40元ほどでいけるタクシー代なのに700元も請求し、運転手と後から乗ってきた男性と2人でこの日本人女性を恐喝した。女性は700元を支払ったが、発覚を免れるために偽の領収書を渡し、そのまま逃走したという。 こういった事件が竜陽路駅周辺で多数発生しており、当局もこれまでにタクシー運転手10人を刑事処罰しているほか、タクシー10台を差し押さえている。 最近のタクシーがらみのトラブルでは、運転手やその手下による乗客に対する暴力や恐喝傾向があり、かなり手の込んだ犯罪も発生している。 なお、トラブルに巻き込まれた場合は、警察に通報するか、交通部門を管理している交通執法総隊(電話:65466671)に連絡する。 リニアを利用した場合は、竜陽路駅から地下鉄に乗り換えるのが無難な選択だろう。
聖火ランナー、北京を走る237名が決定〔2008年03月05日掲載
北京オリンピックの聖火リレーで、北京地区を走るランナーの選抜が終了し、237名が決定したと新華社が伝えた。 この237名のランナーは大多数を一般市民が占めるが、中には各界の著名人や、ある分野の傑出した有名人も少なくない。例えば宇宙飛行士の楊利偉、“鳥巣”建設の代表者、五輪のメダルのデザイナー、中国初の五輪金メダリスト、「SARS」の時に一線で活躍した看護婦など、「人々を感動させるストーリー」を背景に持っている人物たちが多く選ばれている。 聖火が北京に到着するのは8月6日で、開幕式が行われる8日晩まで、3日間にわたって市内をくまなくリレーされることになっている。
東北地方、57年ぶりの厳しい旱ばつ〔2008年03月05日掲載
中国北部の広い地域では、今年1月1日から3月3日までの間の合計降水量が10ミリに達しないという厳しい旱ばつ状態に見舞われている。 特に黒龍江省南部、吉林省西部、遼寧省西部等の降水量はほとんどゼロに近い状態。東北地方では1951年以来、同時期としては最も降水量が少ない年になっている。 特に中国最大の商品用穀物の生産基地である黒龍江省では、これまでのところ全耕地面積の40%にあたる7000畝(1畝=6.667アール)が被害を受けている。 また1月1日から2月24日までの全省の平均降水量が0.3ミリという遼寧省では、57.36万人と20.63万頭家畜の飲み水に深刻な影響が出始めている。
五輪時の交通サービス、4月までに整備完了〔2008年03月05日掲載
北京五輪組織委員会の交通部門によると、今年4月末までにオリンピック時の交通サービスに関する全ての準備が完了することがわかった。 交通部門によると、オリンピックの時にはホテルと競技場などを結ぶシャトルバスを7000台配備して、選手や観客の輸送に当たるほか、交通サービスに関わる2万人の人員に対する教育にも力を入れており、運転手が道を知らないということや言葉の面での不自由が発生しないよう、多岐に渡る研修を行っている。また、五輪専用車道を占領した車両に対しての罰則規定などの整備も進めており、4月末には一切の交

