上海市は東経121度、北緯31度に位置し、面積は6,340.5平方キロメートルで群馬県とほぼ同じ。うち揚子江上に位置する崇明島が1,041平方キロメートルを占めている。崇明島は台湾、海南島に次いで中国で3番目に大きな島である。
緯度は鹿児島市とほぼ同じであり亜熱帯に属しているが、四季が比較的はっきりしており、気候は東京と大きな違いはない。
春は梅、桃、菜の花が一斉に開花し、一年のうち最も美しいいわゆる「江南の春」を迎える。5月中旬から6月上旬にかけては夏を思わせるほど暑くなる日もあるが、6月中旬の梅雨到来とともに気温が下がる。梅雨は7月上旬まで続き、毎日のように雨が降る。
夏は太平洋高気圧の影響で東南の風が吹き、湿度が高くかなり蒸し暑く、日によっては最高気温が37度以上にもなる。晩夏は台風が通過することもある。
10月~11月頃は比較的天気がよく気持ちのいい日が続く。蟹のシーズンでもあるため観光にも最適の時期。
冬の気温は東京に比べればやや高めであり、最低気温が氷点下になることはめったにない。ただし、シベリア・モンゴル方面にある高気圧の影響で、北西の乾燥して冷たい風が強く吹くので、戸外での体感ではむしろ東京より寒く感じるかもしれない。雪はほとんど降らない。数年に一度まとまった雪が降ることもあるが、ドライバーなどの雪に対する備えが十分ではないので雪の日の交通はかなり混乱する。3月は比較的雨が多く降る。
上海の年間平均気温は約17度、年間降雨量は約1600mm。
人口・生活水準1949年には520万人だった上海市の戸籍上の人口は2006年末には1368.08万人。ただし上海以外の出身者で上海戸籍を得ていないいわゆる「流動人口」が約450万人おり、合計すれば1800万人を超える巨大人口を擁する。
2006年の市民の年平均可処分所得は20668元(約32万円)。ただ上海人は通常は夫婦共稼ぎであることなどから、家計としての収入はこの2倍程度はある。会社経営者ともなると年収1000万円を超えるような人もおり、投資などで収入を増やし「万元戸(億万長者)」と呼ばれる富裕層もでてきている。2006年には初めてGDPが1万億元を突破。伸び率は12%と、15年連続して二桁成長をしており、已然として中国経済の牽引役となっている。
言語上海の人は日常では上海語を話す。街なかで「サパニン」と呼ばれることがあるが、これは「日本人」のこと。ほとんどの人が普通語(標準語、マンダリン)を全く普通に使うことができ、ビジネスでおいては通常普通語が使われる。
生活上では、英語・日本語は高級ホテルや日本食レストランなど一部を除いてほとんど通じない。しかし文盲率は極めて低いので、いざとなれば筆談でたいてい

