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発展が著しい浦東新区の花木エリア

 上海で外国人の居住数が多いエリアは、古北・徐家匯・中山公園・花木などが挙げられる。その中で、外国人の居住数なら、上海浦西の古北エリアを抜いて、いまや上海一となった花木エリアは、とくに欧米人は人気が高い。最近では、韓国人も増えており、一大韓国人コミュニィティーを形成しているほか、日本人学校が開校したことにより、日本人も増えてきた。

●花木の地名の由来

花木の植木市場

 唐代に陸地となった浦東新区の花木エリアは、宋代には街として形成されはじめている。もともと上海エリアでは著名な植木の栽培地であったため、花木という地名が付けられた。つい最近まで、地下鉄2号線裏手の竜陽路駅に大きな植木市場があったが、今では都市整備のために徐々にその規模を縮小している。もとは、農村地帯が広がっていて、ここ10数年の間に、一気に開発されたところだ。

花木鎮の行政区などがある中心エリアには、当時の農民たちが移り住み、街を形成している。その後、聯洋住宅地など、2000年以降住宅地開発が一気に進み、今や上海を代表する住宅地になった。

●花木の中心に位置する世紀公園

世紀公園

 上海市の内環状線以内では最大の規模を誇る世紀公園は、花木エリアの最大の特徴だろう。一周歩くと約5キロ、総面積140ヘクタールある。公園の真ん中には、大きな湖があり、市民の憩いの場所となっている。入場料は10元だが、1年間夜間以外はイベント時もフリーパスのチケットもあり、こちらはかなりお得だ。夫婦や家族単位でパスを買うとさらにお得で、1人だけだったら年間388元、2人だったら年間588元と割引される。芳甸路にある公園事務所で購入できる。

世紀公園では、国慶節連休には、恒例の花火大会もあり、今や上海市のビッグイベントの一つになった。イギリスの設計会社が設計しただ

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