巨大コンコースが作られ、一時は人民広場駅のコンコースラッシュが緩和したかと思われたが、今度は乗客の動線が錯綜し、コンコース通行時にぶつかり合って新たな問題が発生した。そこで、エスカレーターなどの上下方向を変更するなどして、新しい乗り換え案が2月25日より実施される。　これにより、2号線から1号線・8号線に乗り換えるには新たに20メートルほど余計に歩く必要が出てきた。ただ、乗客同士がぶつかり合うことは無くなるだろうとしている。　新しいコンコースができる前は、1号線と2号線の乗り換えは250メートルも歩かされ、利用客からも不評を買っていたが、いまでは100メートルに短縮されている。

上海地下鉄1号線、漕宝路駅のプラットホーム拡張へ〔2008年02月21日掲載

上海地下鉄の中でも最も古い駅の一つである1号線の漕宝路駅が、ホームの狭さから新たにホームを設置することになった。　この駅は、もともと上海に地下鉄を試験的に設置しようと行ったころから建設され、古くは1950年代にまで遡る。その後、1990年代に地下鉄1号線が開通し、開通当初から稼働している駅の一つ。　もともと、1時間あたり最大2500人が利用可能のはずが、今では5000人を越えており、さらに莘庄からやってくる列車がほぼ満員のため、乗られない乗客が続出、大きな問題となっていら。　新たに作られるホームは、今のホームの東側で、2009年4月の完成を目指す。場合によっては、駅自体が工事で閉鎖される可能性もあるという。

上海市の人口、2007年末で1858万人〔2008年02月27日掲載

上海市の統計によると、2007年末までの上海市の人口は1858万人に達した。このうち、上海戸籍を持っている人の人口は1378．86万人で、流動人口が660万人。上海市人口の約35%が流動人口となる。　また、2007年度に上海市で出生した子供の数は16．66万人で、このうち10．08万人が上海人、外来人口の出生した子供の数は6．58万人となっている。　ただ、2008年はさらに出生数が増え、17．5万人に達する予想で、北京オリンピックと重なり、空前のベビーブームになっている。

上海市、杭州湾に人工島を作る計画が浮上〔2008年01月17日掲載

上海市では、毎日3．7万トンの建築廃材が発生し、上海市全体の固体ゴミの30％を占めるといわれている。これらの廃棄物を埋め立てて、上海市沖の杭州湾に人口島「白玉蘭島」を建設する計画が浮上している。　上海市海洋局によると、面積は約６～７平方キロで、5400万立方メートル分を埋め立てることができるという。場所は奉賢区の人工ビーチ「碧海金沙」沖3～5キロのエリアで、人口5万人～8万人が住めるようになるという。　完成するまでには10年～15年の歳月が必要とみられているが、島の上では風力や潮力を利用した環境に優しいエネルギーが使われ、海水を淡水化した飲用水などが考えられている。

漢江の水が真っ赤に汚染　20万人の生活に影響〔2008年02月27日掲載

湖北省を流れる漢江では、数日前から川の水が真っ赤に染まる重度の汚染が確認されており、3本の支流付近で暮らす20万人以上の住民の生活に大きな被害が出ている。　湖北省監利県新溝鎮の浄水場の取水地点で汚染が確認されたのは24日の午後。水が赤く染まり、大量の泡とひどい濁りがあったため取水と給水を停止した。　これにより、同地区に住む6万人の生活用水がストップし、学校も全て休校となった。汚染の影響はさらに拡大し、潜江市でも約20万人が水道が使えずにいる。　これまで