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主题:[原创]未来日記
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 王小波のブラックユーモア

蘇東坡のファンを自認する人がいる。では、お好みは詩なのか詞なのかはたまた書なのかと訊ねると、いや~、実は東坡肉が大好物でして・・・という話を作家の王小波がそのエッセーに書いている(『我的精神家園・蘇東坡与東坡肉』文化芸術出版社)。 王小波、1952年生まれ、北京出身。文化大革命中、16歳より雲南省、山東省を転々とし、果てし無い「下郷」生活を余儀なくされる。1978年より、大学受験制度の回復をきっかけに、ようやく大学に進学し、経済学を学ぶ。1984年~1988年、アメリカ留学。帰国後、大学講師として勤めた後、中国初のフリーライターとして独立し、コラム執筆など精力的な著述活動に入るも渾身の作である小説のほとんどは長い間、日の目を見ることはなかった。 いろいろな意味で王小波は作家としてかなり本流から外れ、独特の小波ワールドを構築している。それゆえか、作品の小説もエッセーも幅広いファンに支持される一方、未だ彼に対する文学界の評価は冷ややかなものである。  時には切なく時には抱腹絶倒。また時にはメルヘンのような美しく不思議な世界を次々と紡ぎだしては見せてくれる。少年のような純粋な心と卓越した見識を併せ持つ作家は一見中学生の作文にも見えながら、しかし抜群の言葉のセンスと巧みな筆致で、人間が生きている意味について、そして人間の可笑しさ愚かさについてしみじみと考えさせてくれる。 文革への回想を主軸にしながらも、古典をふんだんに織り込んで、現代小説風にアレンジしたり、未来の世界を大胆に描いて、病的現代人の弱点をズバリ指摘したりと、その作品の数々の幅広い視野にもしばしば感心させられる。水先人が見せてくれたかくにも楽しい知的世界に読者はぐいぐいと引き込まれていく。 かの時代に多感な思春期を送り、ご多分に洩れずイデオロギー教育を受けたにもかかわらず、反骨精神を持って冷静な眼差しで社会を見つめ、愚挙を繰り返す歴史を容赦なく批判し、またその時々の出来事を辛辣に風刺する。おそらく中国の作家の中ではもっとも確固たる信念を持って、イデオロギーの束縛から脱却した一人ではないだろうか。 人間としての尊厳を問題提起し、人間本位を主張する彼のものの見方は、そういう意味では、かなり中国人離れしている。 面白くなければ小説ではない。かく言う彼は学業について、人文精神について、このように語っている。 「用寧静的童心来看,這条路是這様的:它在両条竹籬笆之中。籬笆上開満了紫色的牽牛花,在毎個花蕊上,都落了一只藍蜻蜓。」(『我的精神家園』文化芸術出版社) なんという美しい心で、汚れのないロマンチストだろう。  中国のかような社会構成の中で、思うままに表現したいという自由を求めて、組織による管理をとことん拒否し、社会的地位も名誉も生活保障も自ら捨てての人生の再出発はどんなことを意味するのか、90年初頭の中国をぜひ思い起こしていただきたい。 自由は彼の小説家として、また学者としての生涯のテーマと言って過言ではない。(社会学者として、夫人の李銀河とともに、中国において初めて同性愛者の調査に乗り出し、それまでほとんど知られていなかった同性愛者の現状を明らかにした。後に論文を発表した出版社が当局の逆鱗に触れ、ついに閉鎖に追い込まれたのは余談である。) 稀有な読書家でもあり、古今東西を問わず、博学多識の彼ゆえの絶妙な持ち味をその作品からふんだんに堪能出来る。  文化大革命を語った彼の小噺を二つばかり。  当時、医者達は皆労働矯正に行かされていたため、獣

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