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冬の黄山へ行ってみよう!(後編) ~黄山のクライマックスと徽菜を食べて~

鎖にはあちこちに鍵が掛けられている。「同心鎖」といって、恋人たちが愛を誓うところ

◆2日目◆2日目◆



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8:30 北海賓館を出発。昨夜は心地よい疲れとともに眠ってしまったが、朝の目覚めは極めて快適だった。朝5時におきてご来光を楽しみにしていたが、今日はあいにくのガスでなにも見えず。雪も降り出してきた。ビュッフェスタイルのホテルの朝食(50元一人)をしっかりと済ませると、早速雪降る北海賓館を後にした。 登山道は昨日よりもさらに凍結し、アイゼンがなければかなり危険だ。階段の真ん中は踏み固められて滑りやすいが、端は比較的歩きやすい。だけど、石の階段のすぐ横は奈落の底なので、一歩一歩に自然と力が入る。

9:20 西海大峡谷の入り口に到着するが、雪のため通行止めであることが分かり、引き返す。一瞬、霧が晴れて黄山の山並みが目に入る。通常は、西海大峡谷から歩千橋を経由して天海に出られるが、今日は雪のために通行止めだった。

西海エリア このあたりもホテルが数多くある。裏手には西海ダムがみえる

 断崖絶壁に登山道を作ってある

10:40 西海から2キロほど歩いて飛来石に到着。雪がまたひどくなってきた。そこから、1キロほど歩くと光明頂(標高1860m)に到着。あたりは雪で真っ白だけど、黄山松の雪景色が美しかった。

 右側の写真は、どこかから飛んできたような「飛来石」

11:40 天海餐廳に到着。ここで、昼食をとることにした。安徽省風のラーメン(35元)が結構お勧めだ。ちょっとした定食(35元)もある。

天海の食堂で食べた安徽省風のラーメンは具沢山でおいしい。スープの色が濃いのが上海のラーメンと大きく異なる

13:05 地獄の階段ともいえるかなり急な「百歩雲梯」を登る。上から降りてくる人もいて、滑らないように登っていく。雪があるときは、この階段は上っていくほうが安心だ。  天気がいいときは、眼下の景色が目に入って高度感があるが、今日はガスがでてそうでもない。そして、黄山で最も高い蓮花峰(1864m)の近くまで到着する。ただ、雪のために頂上へは立ち入り禁止。そこで、頂上を巻くようにして稜線を歩いていく。

 (左)峰を歩くが、雪がどんどん深くなってきた (右)長い険しい階段として有名な「百歩雲梯」

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